祥伝社文庫から出ていた『奇憶』に加え、記憶に関する二つの短編を加えたオムニバス作品。作品間の登場人物が共通していて「著者初の連作ホラー短編」なんてオビに銘打たれてますけれど、そのことを用いて全体に大きく作用してくる仕掛けというのは多分ない…
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