2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
筋肉少女帯デビュー期のバンドブームから、その終焉までを綴ったエッセイのようなもの。エッセイのようなものに見えますけど、名目上は小説扱い。オーケンさんの個人的な描写、特に恋人のコマコさんに関するエピソードは創作要素が強そうです。逆に当時の他…
たとえばこれが「死にたい」じゃなくて「しなもん」とかだったら、ここまで笑えないと思います。一体これはなんなのですか。たぶん、世の中の最も辛く悲しい部分をこうやって笑えるものに短絡させてしまうことで、いろいろとネガティブな感情を無化する作用…
わーい遂に読みました! 単行本で出てた頃から、皆がこのご本の話題を楽しそうに語り合うのを指くわえて涎垂らしながら見てましたとも! こんな作品が文庫になるなんて、ほんとに現代っていい時代ですね。 期待通りのあんな作品。沈黙は金ということで、多く…
今回のストーリーパートは、いつも以上に興味深かったです。最終的に十何人というプレイヤーキャラクターが現れるわけですけれど、今回彼女らのストーリーは時系列上にばらけていて、しかもそれぞれが関係し合っています。つまり、一人ひとりのストーリーを…
セラティス神はまた、中二病の守護者である。努力をする者、中二病を嘲らぬ者がセラティス神の庇護下にある者である。
夜まで帰ってきません。おやつはいつもの所に置いて置きます。鍋と槍に触れてはいけません。 母強し。家具の代表であるお鍋は、同時に汎用的な防具でもあるのです。
完結。長かった……とは言いません。この十九巻、本当にあっという間でした。 一冊読むごとに別の本を間に挟んでとやるのが面倒になって、十二巻から十九巻まではもう一気に読んじゃいました。でも、短い期間に八冊もの量を読んだという感覚はありませんし、シ…
『東方緋想天』の感想を書き書きしてますー。
魔王ヴァレリアンヌ 魔王城地下71階にて未知なる末妹に倒されるLv:59 経験値:1198452 25628デレ 武器:魔王の斧+53 盾:魔王の盾+47 というわけで戻ってきました。あそこで紀元槍エミュレータを使っていればもっと潜れたのに……! く、悔しいです!
ちょっと魔王城地下のダンジョンに潜るので来週金曜日まで更新お休みします。
あの有名なサンクリ? というものに行ってみんと思い立ちました。明日、家来を引っ張って行ってきます。ただし私は魔王なので心の汚い人にしか見えません。一ノ瀬屠殺彦さん、ロマンシング阿部さん、俺と海さん、密造クリスタルなどが目当てです。 こういう…
後半のあるエピソードで、このお話は完全に水滸伝という原典の「枠」を越えたなあと感じました。次シリーズへの布石となる楊令さんは別としても、もうこの人を原典の百八星に続く新たな一星として付け加えてもいいじゃない、とまで思ってしまう展開でした。…
北方水滸伝三昧の日々がそろそろ終わりに近づきつつあります。同シリーズの小説をこんなに何冊も続けて読んだのって、はじめて小説にまともに触れて一人の作者さんしか知らなかったいつか以来だと思います。シリーズものって、分断するよりやっぱり一気に読…
ウギャーッ! 楊令さんが小池一夫キャラみたいになってしまって私はとっても悲しいです! え、えれくち(全力で検閲されました はっきりと、戦の終わりが見えてきました。禁軍元帥の童貫さんが遂に兵を率い、勝っても負けてもここで終わりという局面に来てい…
最近、日記と名乗りつつ本の感想だけを書いてるだけの日が続いていて、あんまりよくないなあと思ってます。ここは日記なんだから、もっと雑多でなければ! 今日の晩御飯とか、自分ポエムとかを書き連ねなければ! 的衝動が沸々とわいてきたのです。 言いつつ…
漢たちの夢です。みたいな。 次の巻でラスボス童貫さんと本格的にぶつかりあうことになるので、事実上最後の小休止となる一冊。小休止と言いつつも、裏でやってることは調略暗殺の大合戦。道士妖怪の類が跋扈する伝奇小説でも、ここまでの凄味はなかなか出せ…
幼女が爆音を発しながら乱れ飛んでいた。展開した幼女らの身体が空を覆い、人々は唖然と見上げて雫を浴び続けている。更新の日が近づいているのだ。 比較的解釈しやすいメモです。幼女が乱れ飛ぶというのは、なじみ深い光景なのでしょうか? 幼女らの身体は…
私が扉職人であるという説明は、Webを私の名前で検索すれば容易に調べることができるので、ここでは省きます。よく分からない人は【扉】を【どこでもドア】とでも読み換えてください。 さて、【扉】は空間の接続の在り方を繋ぎ換えるだけなので、質量保存の…
ここまで、危ういながら「勝つ戦」を続けてきた梁山泊の勢いも、官軍10万を相手にして遂に頭を打ちました。各拠点を一斉に攻撃され、一箇所でも破られれば即梁山泊自体の陥落に繋がってしまうという状況。相手が疲れきるまでひたすら「耐え抜く」しかないと…
高速で移動するササニシキがお宿の頭上の真ん中で天使の到来を恍惚と待ちくたびれている。
孫二娘さんと裴宣さんのエピソードにおったまげました。原典には当然ないでしょうし、梁山泊VS宋という本筋と関わるわけでもないですけれど、ここでこういう話を持ってくることに北方さんの人間描写に対する矜持のようなものが感じられました。 遂に官軍20万…
「世の中の流れや人の心、言葉の機能を数式によって完璧に表すことは可能だ。しかし、そこに一切の具体性を含めてはならない。具体による汚染によって、抽象がほんの僅かでも欠けてみよ。数式は世界をありのままに表す真実の形から、世界を覆い歪める欺瞞の…
北方水滸伝充な毎日です。