2009-09-07から1日間の記事一覧

読書眼たる武器を増やすということ - 平野啓一郎『小説の読み方』

小説を読む際の着眼をどのように置くか。そのパターンを多く持っているほど、たくさんの「武器」に習熟した人だと言えるでしょう。 豊穣な解釈のポテンシャルを秘めた作品であっても、対応する「武器」の用意が読む側になければ、「つまらない」か「分からな…