きづきあきら

『ヨイコノミライ(4)』

創作と批評を志す全ての人へ。という感じです。いえ本当に絶対読んだ方がいいですって。佐藤友哉さんの「1000の小説とバックベアード」が創作の「虚」の部分を書いているなら、この作品は「実」の部分を書いています。あるいは、佐藤さんのが持てる者の視点…

『ヨイコノミライ(3)』

ぐっげっげっげっげっげげっげげ。そろそろ正視に堪えなくなってきました。こんなの感想書けませんよ。何書いても墓穴ですもん。バナナグローブの社長でなくてもえのっぴドゥーです。この作品には七人の「持たざる者」が登場します。彼らは七人七色でありな…

『ヨイコノミライ(2)』

あー。これがサークルクラッシャーというやつなのですねー。怖い怖いサークルクラッシャーの人に自尊心とか自己顕示欲とか性欲とかを刺激され、しっちゃかめっちゃかに引っ掻き回される漫画研究部。魔の手は遂に主人公(貴重な良識人)にまで及び、部内のカオ…

『ヨイコノミライ(1)』

まだ読んでない人は今すぐ本屋さんに行きましょう! とか思わず叫びそうになってしまいました。とりあえずレビューとか創作やってる人は必読です。何が何でも読んでください。とある高校で日々を暮らす漫画研究部員たちの、あまりにも痛々しい姿を綴った作品…

『針とオレンジ』

ぺんぎん騒動の話題では決まってこの人の話題が出て、なんだか気になってしょうがないので買ってきましたよ。 あいたー。読者的にまぞいお話がたくさん載っていました。とても痛々しくて生々しいんですけど、そのくせ全然わざとらしさがないのはすごいと思い…