コードウェイナー・スミス

外倫理への淡々としたまなざし - コードウェイナー・スミス『ノーストリリア』

長年探し求めてきたノーストリリア! これが新刊で読めるなんて、ほんまええ時代になったもんです……。 未知なる倫理 本作には、大きく二つの社会が登場します。一方は、英国の君主制を起源としているらしい(ただし肝心な女王はここ1万5000年ほど不在)、長寿…

『鼠と竜のゲーム』

遂に読みました人類補完機構シリーズ。すごうく面白かったです。『スズダル中佐の犯罪と栄光』の猫のくだりで興奮が臨界点に達しました。格好良すぎ。上遠野浩平さんなど一部の作家に見られる「共通の世界観を持ちつつも各々独立して語られる作品群」という…