ハリイ・クメルマン

ナンセンス論理ジョークとしての『九マイルは遠すぎる』と、読者のミステリリテラシー

もっともらしい理屈をいくつも並べて積み上げて、最初見えていた光景とは全く異なる結論を導いてしまう、というナンセンスジョークミステリー。フジモリさんの書評などで上手いこと解説されている通り、実証性を無視した飛躍的な論理展開はアクロバティック…