円城塔
書くといってた各話の感想を書き忘れてたので書きます。 Boy's Surface 表題作。恋愛についての過剰に普遍的なアレ。数学的概念を擬人化とかして人間の側に引き寄せるのでなく、数学的概念そのものにナチュラルに感情移入してしまうのが円城さんの強さなのか…
円城塔さんの作品に対してよく言われる「理解できない」「何を言ってるか分からない」といった評価は、正直ちょっと穿ちすぎなんじゃないかなと思います。世の中には「SF」というジャンルがあって、本書もそういう視点で読まれることが多いですけど、皆さん…
『Self-Reference ENGINE』という小説のやってることが「ゆらぎの神話」そのものだという話をid:hakumaのウエ紙さんから聞いていたんですけれど、調べてみたらそのものズバリ著者のサイトでゆらぎの神話への言及があっておったまげたという話。 常にこちらの…