古野まほろ

音楽的文体 - 古野まほろ『探偵小説のためのエチュード 水剋火』

陰陽師も百鬼夜行もトラペドヘゾロンも象徴哲学も出てくるけど、やってることはガチガチの本格推理小説という恐るべき作品。同作者の天帝シリーズと比較すると、ページ数が半分以下ということもあって手加減してる感はありますが、手加減してコレというのは…

"異形"なミステリーがまたひとつ - 古野まほろ『天帝のはしたなき果実』

異形というのはまだ上品な形容で、人によって汚物って言ったりもするかなり酷い作品であるわけですが。 MYSCON10感想、および若者におけるミステリーの現況について。あとうみねこ。 - 魔王14歳の幸福な電波 本作には上記記事でもスペースを取って触れている…