J・D・サリンジャー

宿敵サリンジャー - 『フラニーとゾーイー』

くっ……くやしいっ……!サリンジャーさんの小説が読めません。小説としてどの部分をどう楽しめばいいのか、この作品を誉めている人はどの部分をどう読んで楽しんでいるのか、というのが分からないのです。ひとつひとつの会話の意味はまあ何とか捉えられます。…

『ナイン・ストーリーズ』

初サリンジャーさん。私が普段読んでいるような小説とは全く異なる文法で書かれた小説。興味深いな、とは感じつつも、万全の読み方ができたとは思いません。非凡な何かを読み取りつつも、「面白かった」と断言するだけのものを感じ取ることはできませんでし…