朱志香と嘉音(2日目 6:43)

うみねこのなく頃にエピソード4までの完全なネタばれを前提とした、二周目のプレイメモです。未プレイの方はどうぞご注意を。

屋敷

  • 貴賓室に押しかけようとする朱志香さん。
  • 朱志香「目を見れば分かるんだよッ! 私が見破ってやる!」
  • 目を見れば分かる……さりげなく出てきましたが、適当言ってるだけ? なんかそういう人を見る眼力みたいなものが彼女にはあるとかでしょうか。
  • 貴賓室には鍵がかかっている。これはマスターキーで開く。
  • 朱志香さんを止めようとする郷田さん。しかし嘉音くんはマスターキーを朱志香さんに渡す。
  • 部屋を開けると誰もいない。ただし、ベッドの痕跡など、人のいた気配がある。
  • このメンバーでベアトの顔を知るのは嘉音くんだけ。それが虚構でなかったなら。
  • 部屋に残された便箋。
  • 「こんな間抜けに育てた親はどんな親? うん、見たよ。本当にそっくりな間抜け面」「今はお菓子の国でお腹いっぱい!」
  • 両親と、その子供を侮辱する内容。怒り狂う朱志香さん。
  • 朱志香さんに限らず、子供たちの誰が読んでも「自分と両親を侮辱された」と解釈できる文面に注意。真里亞ちゃん以外の子供なら誰でもよかった?
  • 泣き叫ぶ朱志香さん。喘息の発作。
  • ここは自分に任せて欲しい。涙を流す時間も必要……と嘉音くんの指摘。彼と朱志香さんの交流もふまえて全て理解し、場を譲る郷田さん。
  • 年季あるベテランである郷田さんは、嘉音くんの目に克己の輝きを見る。この時点で、郷田さんは初めて嘉音くんを信頼する。
  • こういうところで、郷田さんは決して悪人ではないですね。最後に見せる悪意のない微笑みが印象的。
  • ただ、続く第二の晩の実行犯は、郷田さんである可能性が高いという話も……。
  • 郷田さんが楼座さんのところへ戻る。
  • 嘉音くんは朱志香さんの後ろに控える。彼女が求めるまで手助けはせず、しかし彼女がいつでも振り返れる位置にいる。
  • 自分の部屋の前で力尽き、はじめて助けを求める朱志香さん。その声はテキストに現れないほど弱いもの。それでも、嘉音くんはそれを聞き分ける。
  • 手を貸す嘉音くん。
  • 自室で、多少落ち着く朱志香さん。
  • 嘉音くんは楼座さんの元に戻らない。朱志香さんを一人にしないため廊下で待つと、自ら進み出る。
  • 部屋の中で一緒にいる、とまでは言えなかった嘉音くん。朱志香さんは、そのことに僅かな失望を感じた様子。
  • ベアトが廊下の嘉音くんの前に登場。
  • 女心の分からないお前は家具だ、と挑発。
  • 朱志香を殺す、とベアトが宣言。
  • 部屋の中で朱志香さんの悲鳴。
  • 黄金の蝶が群がり、朱志香さんを窒息させようとしている。
  • 喘息のメタファーにも見えます。実際、蝶たちが発作を引き起こしているかのようだ、という描写あり。
  • 完全に幻想サイドの描写になっていますが、その中に現実のメタファーなりなんなりがあるはず。幻想は「推理をミスリードさせるためだけの無意味な虚構」ではない、という方針で考えてます。
  • 山羊さん登場。お服にはちゃんと片翼の鷲のマークあり。
  • 魔法は手品的なトリックで説明が付くはず……みたいな可能性に縋っていた初読時の希望が、この時点でほぼ完全に潰えた感じ。さすがに動揺せざるを得ませんでした。
  • 「従者は、這い上がる時こそ獣のように見えたが、それの背筋は美しく、黄金の魔女に使えるに値する気品を十分に備えているように見えた」
  • 気品……。EP4ではあんなのでしたが……でもこのEP2の時点では、たしかにこれ以上の脅威もありませんでしたよね。立ち絵もなんかすごいでかいし。

 あー。郷田≒ゴート=山羊とか、身体がごっついとか、いちばん下っ端だとか、郷田さんと山羊さんの符号はけっこう見受けられ。

  • 状況的にも郷田さん犯人説がいちばん無難な推理ですし、そういうメタファーの可能性はありすぎるほどありますね。少々あからさますぎる気もするので、ミスリードかも。
  • 山羊さんソード。びよーん。
  • 予想の斜め上の展開の上、効果音が微妙に間抜けだったりして、初読時は笑わざるを得ませんでした。
  • 嘉音くんもソード出す。びよーん。
  • 初読時、頭の中で何かが決壊した瞬間。これで「赤字」というロジック寄りの手掛かりが示されなかったら、本当に屈服してたかも。
  • 金蔵は家具を生み出すことにかけてはベアトが褒めるほどの腕前。
  • 嘉音「………見せたく…、なかった」
  • まるで仮面ライダーのよう……。
  • 思い人を助けるため、自分が人間でないことを顕わにせざるをえない……という状況。当然ベアトはそこにつけ込む。
  • ベアト「真に熱き炎は青く静かだという」 ひぐらしにもちょっと出てきた話。
  • EP1の鉈、今回の青い炎と、嘉音くんにはレナさんとのいくつかの符号がありますね。あまり、キャラ的に重なるところは感じないのですが……。偶然かもですが、何かの意図を疑っても、まあ損はないでしょう。
  • 剣を出したり引っ込めたりする演出。剣の軌跡を一枚絵として映し出す演出。このあたりの演出は、正直上滑りしてるように思えなくもありません。
  • でもEP3以降から演出が段違いに上手くなっていったのを考えると、これは価値ある下積みだったなと。
  • 勘が戻らぬことを言い訳にしてもいいぞ、とベアト。つまり、昔はこの力を使うことが多かったと。使用人が二派に分裂した一件?
  • 山羊さんを倒す嘉音くん。
  • ベアト「ハンドメイドには勝てぬか」
  • 嘉音くんはハンドメイド。山羊さんは量産型とか?
  • 煉獄の七杭、色欲のアスモデウス登場。この辺から竜騎士さんやりたい放題。
  • 上半身は詩音さんの制服の色違いっぽいもの。下半身はエンジェルモート
  • アスモが微妙なエロトークで嘉音くんをいじる。以降のエピソードでどんちゃんやってるのを見てると、この子も背伸びーなだけっぽいですが……。
  • 嘉音「ぼ、…僕を可愛いと言うなッ!!!」
  • そこは突っ込むんですか。
  • 嘉音の背中が狙われる。朱志香さんはそれを読み、嘉音くんを庇って自分が刺される。
  • 朱志香さnのこの行動自体が、ベアトの読み通りの展開。
  • 憤怒のサタンが現れて嘉音くんにトドメ。EP1でも、嘉音くんを殺したのはサタンだったと。
  • 嘉音くんが本名を伝えようとするも、間に合わずに息絶える朱志香さん。すぐに嘉音くんも絶命。
  • 嘉音くんの死体はベアトに消され、朱志香さんの死体だけが残される。