新しいルール(2日目 6:50)

うみねこのなく頃にエピソード4までの完全なネタばれを前提とした、二周目のプレイメモです。未プレイの方はどうぞご注意を。

金蔵の書斎

  • 紗音さんと源次さんに、6人の死を知らされる金蔵さん。動揺はない。
  • 6×9 = 42
  • 使用人たちにも自由を与え、労う金蔵。けれど源次さんは最後まで側にいると返す。
  • お前たちには全てを話しておきたい、遺言を書く、と金蔵。紗音さんが筆耕。
  • 「遺言」は、これまで金蔵の最も嫌う禁句のひとつだった。
  • 自分の生涯を対局にたとえる金蔵。思い出深い対局を棋譜に残すのも楽しいことだと。
  • ベアトとの出会いから語り始める金蔵。
  • 金蔵「あれは昭和の何年だったか…。…確か、終戦の……、」
  • と、話し出そうとしたところでフェードアウト。
  • 金蔵の生前、紗音さんがこのように筆耕をしていたという可能性はありますね。
  • これが過去の話であれば、この時書いた「遺言」が他のEPで出てくることもあり得そう。
  • EP2ではこれ以降、遺言については触れられないので、もっと広いスパンでの仕込みなのでしょう

礼拝堂

  • 郷田さんが戻ってきて、今は嘉音くんが朱志香さんの面倒を見ていると告げる。アリバイ的に、使用人くらいしか怪しめる対象がいないわけですが……。
  • ここはこのまま残して立ち去るべき、と南條先生が、続いて郷田さんも進言。彼らが犯人だった場合、何か嗅ぎ回られたくないものが礼拝堂にある?
  • とはいえ、既に戦人さんたちがかなり調べた後の様子。隠したいものがあるなら、もっと早くに言うでしょう。
  • とすれば、単にシナリオを先に進めたいとか。
  • EP1に続き、太陽の7の魔方陣
  • ハロウィンフォーマリア。真里亞ちゃんのことか、あるいは聖母マリアか。いずれにしても、神への冒涜ととれるもの。
  • わざわざ礼拝堂に呼んでから殺した理由は?
  • 殺してから運ぶのは手間。呼んでから殺したなら、関係ない者に目撃されるリスクを減らすなどのメリットがある。暴れても物音が届かないし、犯人にとっては屋敷の中よりいろいろ安全。
  • 黒魔術に傾倒しているくらいだから、金蔵に神への敬意はなさそう。では何のために礼拝堂をここまで大事にしているのか?
  • 「いつか自分もあそこで祝福を受けることもできるかもしれない。しかしそれは、奇跡でも起きない限り、訪れない」的なことを金蔵が言っていたと、南條先生の証言。
  • 礼拝堂扉上のアーチに、建立当時から記されていたであろう古い金文字リレーフ
  • This door is opened only at probability of ...とまで読んで、戦人さんはギブアップ。
  • 譲治さんがm、b、t、qと発言。これはミリオン、ビリオン、トリリオン、クアドリリオンと予想されます。
  • 九羽鳥庵=quadrillion=1000兆(でしたっけ?)
  • 要は、1000兆分の1の確率でしか開かない扉、と。
  • 真里亞ちゃんの訳
  • 「この扉は、奇跡が起きない限り、開かない。あなたは、奇跡が起きない限り、祝福されない」
  • これくらい読めとか無茶を言う真里亞ちゃん。きひひモードの真里亞ちゃんは英語も読めると。しかもquadrillionとか、かなりマイナーなスペルまで。
  • 楼座さんだけでなく戦人さんにもボコボコ殴られる真里亞ちゃん。痛そうです><
  • 郷田さん説。金蔵はベアトリーチェを深く愛していたが、既に結婚していたため結ばれることができなかった。だから、結婚のための礼拝堂だけを建てて……と。
  • 大きい図体のくせに、えらくしんみりしたことを言うなあと感じる戦人さん。
  • 朱志香さん殺害の最有力候補である郷田さんが、このタイミングでこう言う理由は? 何かの誘導?
  • 礼拝堂の鍵は一本しかなく、複製もない。そのことにやっと気づく一同。真里亞ちゃんだけは既に気づいていたという顔で、一人で笑っている。
  • ベアトの手紙は、昨日の昼前からずっとマリアの手元にあった。手紙の中には一本しかない礼拝堂の鍵が入っていた。礼拝堂は楼さんが開けるまで施錠されていた。

メタ空間

  • 互いの根拠を否定し合う千日手、パーペチュアルに陥る二人。
  • ここでベアトが新ルールの追加。
  • 戦人が魔法を否定する根拠として頻発する"情報不足""根拠否定"を打破するための、赤き真実。
  • 赤字は赤字だから真実であり、立証義務はない。
  • 「赤が真実である」というのはゲームのルール。現実がどうであったかには関わらず、ゲーム盤上においてこの赤字は覆らない。ゲームというルールの中で考える範囲においては、赤字を疑う必要はない。ベアトが赤字を覆すようなことがあれば、それは単なるルール違反。
  • ただし、ゲーム盤の上で「赤字」として語ったことが、現実に即しているとは限りません。
  • そもそも「現実」って何、という話。各EPで異なる現実がある時点で、赤字は「唯一の現実」を語っているわけではない、と断じることができます。
  • ベアトが本当に杖をふるって魔法を見せつければ、それだけでベアトの勝利が確定する。それでは面白くないから、根拠は示さない、示す必要がない、というベアトの言い分。
  • 魔法なんて存在しないから目の前で見せる事なんて出来ない、の言い換えとも見えますが……。
  • 生死は捨て置く。6人は確かに扉から入った
  • 礼拝堂の鍵は一本しか存在しない
  • 礼拝堂の施錠は礼拝堂の鍵以外では解錠不可能
  • 礼拝堂の扉は、解錠時には如何なる方法での出入も拒む
  • 6人は確かに"この正面扉"から入った
  • 扉側にトリックはなく、鍵がすり替えられていたという線で攻める戦人さん。
  • 「Turn of the golden witch! ……かわして見せろ」と煽る戦人さん。
  • 楼座は今朝、確かにマリアの手提げの中から封筒を取出し、そおっから正真正銘の礼拝堂の鍵を手に入れた
  • 妾が真里亞に預けた封筒の中身は、確かに礼拝堂の鍵だった。
  • "真里亞の手提げは、楼座叔母さんが封筒を取り出すまで、誰も触れることができなかった"……復唱拒否。
  • 妾が真里亞に渡した封筒と、楼座が開封した封筒は同一のものであるぞ
  • "真里亞が受け取った封筒の中の礼拝堂の鍵は、楼座叔母さんが開封するまで、一度も使用されていない"……復唱拒否。
  • 誰がそれをしたのか? と問うベアト。
  • 回答拒否する戦人さん。犯人の特定は戦人さんの勝利条件と関係ない。だんだんルールをつかめてくる戦人さん。
  • ようやく顕わになってきたこのゲームの独自性。トリックの具体的方法は問わない、犯人が誰かを特定する必要はない。きわめて抽象度の高い論理ゲーム。

 このあたりは赤字の戦い方を学ぶ練習戦のようなもの。ちゃっちゃと先に進みましょうねー。

  • それにしても、赤字を全部写してると時間が掛かりすぎるので、以降は適度に省略します。赤字まとめのページもあることですし……。

 EP4では、"真里亞の鍵は、真里亞受領後から、翌日楼座が開封するまで、誰の手にも渡っていない"が赤字で肯定されます。ただこの場合、楼座さん自身が開封していれば全く問題なくすり抜けられます。