『うみねこのなく頃に』エピソード4までの完全なネタばれを前提とした、二周目のプレイメモです。未プレイの方はどうぞご注意を。
金蔵の書斎
- 紗音さんと源次さんに、6人の死を知らされる金蔵さん。動揺はない。
- 6×9 = 42
- 使用人たちにも自由を与え、労う金蔵。けれど源次さんは最後まで側にいると返す。
- お前たちには全てを話しておきたい、遺言を書く、と金蔵。紗音さんが筆耕。
- 「遺言」は、これまで金蔵の最も嫌う禁句のひとつだった。
礼拝堂
- 郷田さんが戻ってきて、今は嘉音くんが朱志香さんの面倒を見ていると告げる。アリバイ的に、使用人くらいしか怪しめる対象がいないわけですが……。
- ここはこのまま残して立ち去るべき、と南條先生が、続いて郷田さんも進言。彼らが犯人だった場合、何か嗅ぎ回られたくないものが礼拝堂にある?
- とはいえ、既に戦人さんたちがかなり調べた後の様子。隠したいものがあるなら、もっと早くに言うでしょう。
- とすれば、単にシナリオを先に進めたいとか。
- わざわざ礼拝堂に呼んでから殺した理由は?
- 殺してから運ぶのは手間。呼んでから殺したなら、関係ない者に目撃されるリスクを減らすなどのメリットがある。暴れても物音が届かないし、犯人にとっては屋敷の中よりいろいろ安全。
- 黒魔術に傾倒しているくらいだから、金蔵に神への敬意はなさそう。では何のために礼拝堂をここまで大事にしているのか?
- 「いつか自分もあそこで祝福を受けることもできるかもしれない。しかしそれは、奇跡でも起きない限り、訪れない」的なことを金蔵が言っていたと、南條先生の証言。
- 礼拝堂扉上のアーチに、建立当時から記されていたであろう古い金文字リレーフ
- This door is opened only at probability of ...とまで読んで、戦人さんはギブアップ。
- 譲治さんがm、b、t、qと発言。これはミリオン、ビリオン、トリリオン、クアドリリオンと予想されます。
- 九羽鳥庵=quadrillion=1000兆(でしたっけ?)
- 要は、1000兆分の1の確率でしか開かない扉、と。
- 真里亞ちゃんの訳
- 「この扉は、奇跡が起きない限り、開かない。あなたは、奇跡が起きない限り、祝福されない」
- これくらい読めとか無茶を言う真里亞ちゃん。きひひモードの真里亞ちゃんは英語も読めると。しかもquadrillionとか、かなりマイナーなスペルまで。
- 楼座さんだけでなく戦人さんにもボコボコ殴られる真里亞ちゃん。痛そうです><
- 郷田さん説。金蔵はベアトリーチェを深く愛していたが、既に結婚していたため結ばれることができなかった。だから、結婚のための礼拝堂だけを建てて……と。
- 大きい図体のくせに、えらくしんみりしたことを言うなあと感じる戦人さん。
- 朱志香さん殺害の最有力候補である郷田さんが、このタイミングでこう言う理由は? 何かの誘導?
- 礼拝堂の鍵は一本しかなく、複製もない。そのことにやっと気づく一同。真里亞ちゃんだけは既に気づいていたという顔で、一人で笑っている。
- ベアトの手紙は、昨日の昼前からずっとマリアの手元にあった。手紙の中には一本しかない礼拝堂の鍵が入っていた。礼拝堂は楼さんが開けるまで施錠されていた。
メタ空間
- 互いの根拠を否定し合う千日手、パーペチュアルに陥る二人。
- ここでベアトが新ルールの追加。
- 戦人が魔法を否定する根拠として頻発する"情報不足""根拠否定"を打破するための、赤き真実。
- 赤字は赤字だから真実であり、立証義務はない。
- 「赤が真実である」というのはゲームのルール。現実がどうであったかには関わらず、ゲーム盤上においてこの赤字は覆らない。ゲームというルールの中で考える範囲においては、赤字を疑う必要はない。ベアトが赤字を覆すようなことがあれば、それは単なるルール違反。
- ただし、ゲーム盤の上で「赤字」として語ったことが、現実に即しているとは限りません。
- そもそも「現実」って何、という話。各EPで異なる現実がある時点で、赤字は「唯一の現実」を語っているわけではない、と断じることができます。
- ベアトが本当に杖をふるって魔法を見せつければ、それだけでベアトの勝利が確定する。それでは面白くないから、根拠は示さない、示す必要がない、というベアトの言い分。
- 魔法なんて存在しないから目の前で見せる事なんて出来ない、の言い換えとも見えますが……。
- 生死は捨て置く。6人は確かに扉から入った
- 礼拝堂の鍵は一本しか存在しない
- 礼拝堂の施錠は礼拝堂の鍵以外では解錠不可能
- 礼拝堂の扉は、解錠時には如何なる方法での出入も拒む
- 6人は確かに"この正面扉"から入った
- 扉側にトリックはなく、鍵がすり替えられていたという線で攻める戦人さん。
- 「Turn of the golden witch! ……かわして見せろ」と煽る戦人さん。
- 楼座は今朝、確かにマリアの手提げの中から封筒を取出し、そおっから正真正銘の礼拝堂の鍵を手に入れた
- 妾が真里亞に預けた封筒の中身は、確かに礼拝堂の鍵だった。
- "真里亞の手提げは、楼座叔母さんが封筒を取り出すまで、誰も触れることができなかった"……復唱拒否。
- 妾が真里亞に渡した封筒と、楼座が開封した封筒は同一のものであるぞ
- "真里亞が受け取った封筒の中の礼拝堂の鍵は、楼座叔母さんが開封するまで、一度も使用されていない"……復唱拒否。
- 誰がそれをしたのか? と問うベアト。
- 回答拒否する戦人さん。犯人の特定は戦人さんの勝利条件と関係ない。だんだんルールをつかめてくる戦人さん。
- ようやく顕わになってきたこのゲームの独自性。トリックの具体的方法は問わない、犯人が誰かを特定する必要はない。きわめて抽象度の高い論理ゲーム。
このあたりは赤字の戦い方を学ぶ練習戦のようなもの。ちゃっちゃと先に進みましょうねー。
- それにしても、赤字を全部写してると時間が掛かりすぎるので、以降は適度に省略します。赤字まとめのページもあることですし……。
EP4では、"真里亞の鍵は、真里亞受領後から、翌日楼座が開封するまで、誰の手にも渡っていない"が赤字で肯定されます。ただこの場合、楼座さん自身が開封していれば全く問題なくすり抜けられます。