電車内
- 楼座と真里亞、六軒島への道中の電車
- 駄々をこねる真里亞ちゃんと、感情的に叱りつける楼座さん。いつもの光景。
- お菓子が欲しいと暴れる真里亞ちゃんに、飴玉を差し出した隣席の老婦人。
- 躾の観点から、「うちの娘に勝手にお菓子を与えないでください!」と楼座さんが凄む。真里亞ちゃん絡みで感情的になった楼座さんは、赤の他人に暴言をぶつけることも辞さない。
- ただし、楼座さんに自分の異常さを気づかせるのも、また周囲の白い目。
- 我に返って、今さら真里亞ちゃんを抱きしめる楼座さん。
- 真里亞ちゃんは"楼座さんは悪い魔女に乗り移られていた"という物語を作って納得している。これはEP4に詳しい。
- とりあえずの和解。先ほどの態度と一転して、真里亞のお菓子を探すため、時間が押しているにもかかわらず駅から出る楼座さん。優先順位がころころ変わる。
- と、二人はずっと同じパターンの繰り返し。今回の和解も、決して何かを進展させることはない。
六軒島、屋敷
- 夏妃さんと蔵臼さんの会話
- 蔵臼さんの先見性はいつも正しいが、時代が早過ぎて乗ってくる者がいない。そして結局は自分から降りてしまい、一度手に入れていた機会をみすみす逃してしまう。
- 蔵臼さんに足りないのは勇気と自信。
- 蔵臼さんもまた、自分のその性質にコンプレックスを抱いている。それを語る時、感情的な大声さえ上げる蔵臼さん。
- 蔵臼「……親父殿の件は、……問題ないかね。」
- 「はい。……源次と南條先生は私たちの味方です。…あの強欲な兄弟たちを、決してお父様には会わせません。」
- 金蔵が死んでいるという前提で考えれば、おそろしく筋の通る会話。使用人は蔵臼夫妻にスパイとして疑われているとありましたが、金蔵の死を隠すという点では利害が一致していると。
厨房
- 久しぶりの郷田さん! 笑顔がぷりてぃー!
- 郷田さんも普段は使用人全般の雑事に携わるが、親族会議の日は料理に専念できるとのこと。年に一度の晴れ舞台。
- 普段は仲の良くない使用人仲間に対してまで上機嫌な郷田さん。
- 何かと小ずるい郷田さんですが、料理に対する情熱、愛情は本物の様子。
使用人室
- 熊沢をみかけなかったか? と郷田さんに電話で尋ねる源次さん。どこぞで油を売っている様子。
- どこかで油を売る=姿が見えない=暗躍して事件の仕込み! とすぐさま結びつける陰謀論脳←
- 油を売る熊沢さん、見栄のある日にしかやる気を出さない郷田さん、双方に対してため息をつく源次さん。感情をあまり表に出しませんが、苦労はしてるのね……。
- 朱志香さんが、ゲストハウスに子供たち4人分の部屋を用意するようにと指示。夏妃さんはこのことを知らない。
- 朱志香犯人説を採るなら、第一の夜の殺人候補でない子供たちを屋敷から遠ざけた、と見ることは不可能でもなく……。
- 源次「……今日は、本当の意味で、大切なお客様を迎える」
空港
- トイレの個室で婚約指輪を渡す練習中の譲治さん。
- 譲治「あぁ、左手とちゃんと言わないと右手にされちゃうかもしれない! いいや、紗音もそこまでカマトトじゃないけど、あぁでも、少しは自由意志がないとなんだかその」
- しっかりカマトトと認識してるわけですね……メモメモ。
- 紗音さんの自由意志をちゃんと尊重している譲治さん。彼女の自由意志がどう選択するかまで計算の内として考えている、みたいに腹黒く考える必要はさすがにないと思いたいです……。
- 力むと尻が切れるぞ、とトイレの外から茶々を入れる留弗夫さん。譲治さんは恥ずかしいセリフを聞かれていなかったと判断したようですが、実際どうかは微妙なところ。
- 留弗夫さんから絵羽さんに婚約の情報が伝わり、絵羽さんが即興で事件を計画して……なんて流れも可能性としてはあり。
- 留弗夫さんが言わなくても、そのくらい絵羽さん自身で把握してそうですけど。
- 楼座さんが遅れて到着。天候調整中のため、幸い飛行機はまだ出発していない。ダイヤ通りならぎりぎりだった。
- この当たりの流れは、EP1と同軸のようですね。セリフにも重複多し。
- 楼座「前にあったのは6年前? それは変わるわよ。女は心変わりがあればたった一日でも生まれ変わる生き物よ」
- 意味深なことを言う楼座さん。どこからこういう言葉が? 何らかの自分の経験を示唆していそうですが……。
- 真里亞が手にしたジャックオーランタンに目をつけ、交流のきっかけにする戦人さん。ここからは、EP1にないEP2独自の展開ですね。
- ハロウィンのお菓子がEP2の分岐の原因になった? まさか……とは思いますが、とりあえず差分が一つ。
- EP1でも楼座さんは遅れてきましたけど、同じくジャックオーランタンのお菓子を探しに行っていたのでしょうか。
- あっさり打ち解ける戦人さんと真里亞ちゃん。
- 「大人たちは、子どもには子どものコミュニケーションがあるのだなぁと感服する」
- 戦人さん、9歳の子供と同列扱い……。
六軒島、肖像画前
- 奥様が探しておいででしたよ、と熊沢さんが朱志香さんに声をかける。さっき源次さんが言っていた、また油を売って……という話と関連はあるのでしょうか? 実は夏妃さんに命じられて朱志香さんを探してたとか。
- 一族の集まる親族会議の日には、ベアトまでひょっこり姿を現すような気がすると朱志香さん。
- 熊沢さんは、六軒島の使用人を辞めたり、また勤めたりを何度か繰り返している。
- ベアトリーチェについて何か知ってるのでは? と聞いても、いつものごとくはぐらかす熊沢さん。
- 六軒島の由来。
- 元の名は小豆島。
- 小豆島=アズキ島←アクジキ島=悪食島
- 暗礁が多く海難事故が多発し、悪霊が人の魂を食らっているとされた。
- 旅の修験者が、これを鎮魂する社を建てた
- その社は、この夏、紫の雷で打ち砕かれた
- だから悪霊がベアトリーチェを蘇らせるかも……とか言って笑うおばあちゃん。
- EP1の船上で熊沢さんが言いかけた話って、このことでしょうか?
- 「紫の雷で」の部分は誰が見たとも分からないところなので、単に波にさらわれてどっか行ったと見ることもできます。波にさらわれたとは朱志香さんの意見。
留弗夫の夢
- 霧江さんと、骨休めの旅行計画の電話。
- 幹部会議。
- デイル・ワタナベ弁護士との会話。留弗夫さん側の弁護士の様子。
- 告発される留弗夫さんの事業。類似する判例は、全ての主張において負けているとのこと。
- 和解条件すらも、会社を潰しかねないもの
- 数百万$単位を引っ張れるスポンサーが大至急必要
- 職場での留弗夫さんは、いかにも親分といった感じ。
- この態度に嘘がないなら、自分の身を切ってでも事業を、部下を生かそうとしそうです。
- 回想でなく夢、というのが気になりますが……。
- 飛行機内で起床
- 金蔵の生前も、死後も金をたかる自分たち。息子としての後ろめたさはある様子。
金蔵の書斎
- 金蔵さんのシーン。おそらくは幻想。
- 親族会議に出るつもりはない、出るべき時が来れば姿を現す、と金蔵。
- 南條さんと会話。
- 金蔵「……儀式というよりは、博打に近い」
- 金蔵「ふ……なるほど。研究を尽くした秘術の儀式も、魔法に長けぬお前に掛かれば博打呼ばわりか」
- 直前に自分のいったこと忘れてる……? おじいちゃんまた寝ぼけて。
メタ空間
- 宣戦布告
- ひぐらしの羽入vs鷹野の宣戦布告を思い出させる演出。
- 戦人「…………お前がどんな手で来ようが、俺はお前を信じない! …その一点を俺が貫き通す限り、俺に負けはない。ってことはだ。このゲームはお前に勝てないようにできてるぜ…?」
- 戦人が根負けしない限りベアトの側に必勝法はない、というベアトに圧倒的に不利な原則がここで既に触れられています。