『うみねこのなく頃に』エピソード4までの完全なネタばれを前提とした、二周目のプレイメモです。未プレイの方はどうぞご注意を。
貴賓室
- 今まで誰も通したことのない、魔女の貴賓室。
- 食事の用意に現れる嘉音くん。
- 郷田さんの料理の腕を褒めるベアト。魔女のお墨付きをもらえてよかったですね!
- ベアトは嘉音くんが以前会っていた魔女と同一人物。
- ベアトは心を読む。
- ベアトの読心ってどのくらい有効なんでしょう。すごく扱いづらい設定なので、なかったことになってるシーンもあるかも。
- 金蔵は、ベアトの利子の取り立てを自身の儀式に組み込んだ。
- 元々、利子の取り立てはそれ自体がベアトの独立の計画だった様子。
- ベアトが持ってきたのは、嘉音くんが心待ちにしていた、現世からの解放の日。
- けれど嘉音くんは、それを容易に喜んで受け容れられない。紗音さんと朱志香さんに対する未練。
- 「……誰を選ぶか、儀式のルールに則り、妾が気まぐれに決めてよいことになっている」
- 生け贄の決め方は、ルーレットによる偶然と、ベアトの気まぐれ、二つのパターンで語られているように思えます。両者は同一のものを言い換えているだけ?
- 第二の晩に紗音さんと譲治さんを選ぶぞ、と脅迫するベアト。紗音さんの命と引き替えに、屈服する嘉音くん。
客間
- 大人子供混じりの面子。
- 眠っちゃう戦人さん。ここで魔法防御の強い=叙述の客観性の高い戦人さんが寝てしまうことに、何か意味が?
- 戦人「……出番じゃねぇんだよ。こいつがお芝居だったならさ、俺の出番じゃねぇってことなんだよ。……だったら舞台袖で大人しくしてるに限るってわけさ」
- 戦人不在説を補強しているようにも思える発言。
- 出番? この編では、戦人さんは脇役ですよーという宣言なのかも。
- 自分は主役じゃないから舞台に上がらない、という精神に朱志香さんは強く反発。これは嘉音くんの態度に繋がります。
- それぞれのキャラクターの、駒としての動きを象徴しているようにも思えますね。繋ぎのシーンというわけでもないのに、わざわざここで文章を割いてこういう話が挿入される。意味がないということはないでしょう。
メタ空間
- めちゃくちゃだ、と憤る戦人さん。気持ちは分かります。
- 前回はずっと戦人さんのターンだった。今回は自分が一手進めただけじゃないか、と返すベアト。
大人たち
- 蔵臼夫妻はいない。楼座さんも不在。
- 霧江さんが、先ほど目撃したベアトについて証言。
- ベアトが実在するか、霧江さんが嘘をついているかの二者択一。一応、変装説もあり得ますが……。
- ベアトというジョーカーの出現で、大慌ての一同。
- 蔵臼さん、あるいは金蔵の差し金かと訝かる。
- 霧江さんが「サプライズ」という言葉を使用。この時代からカタカナ語としてあったか? と考えるとちょっと厳しい。勿論どうでもいいことですが。
- 霧江さんがチェス盤思考。
- ベアトは今日まで、自分の存在を隠していた。それはつまり、対応する時間を与えると自分が不利になるということ。
- 向こうは、インパクトだけでこちらを圧倒するつもりでいる。
- 血縁などは、それを証明するために相当の手続きが必要。突っぱねる余地がある。
- 絵羽「今の六軒島では、何が示されても真実だと受け容れることはできない」
- 作品全体の状態に関わる示唆ですね。これを、EP3で唯一生き残った絵羽さん当人が発言しているというのは興味深いです。
- 相手が自分と同じ高さにいないなら、チェス盤思考は無意味……とも考える霧江さん。
肖像画前
- 楼座さんと真里亞ちゃん。
- 真里亞ちゃんは、ベアトに昔から毎年会っている。
- 楼座さんの知る真里亞ちゃんとは筆跡の違う人物が、真里亞ちゃんのノートに様々な魔方陣を残していた。
- 真里亞ちゃんの別人格か、本当に別人が描いたのか。
- 楼座さん視点の独白。
- "あんな魔女に出会ったことは、……ない、……はず…………………"
- この直後、大きな稲妻の音。まるで何かを思い出したような演出。
- EP3で語られる、ベアトリーチェらしき人物が崖から転落死した一件を、この瞬間に思い出したとか?
- 封筒を開こうとした楼座さんを、真里亞ちゃんが止める。晩餐で読むという約束を守れと。
- 真里亞はあの女と通じているのだ……と、真里亞ちゃんを警戒する楼座さん。
- 得体の知れない者と接触させないため、この島を出るまで真里亞ちゃんを一人にしてはならないと考える楼座さん。