『うみねこのなく頃に』エピソード4までの完全なネタばれを前提とした、二周目のプレイメモです。未プレイの方はどうぞご注意を。
- ゲストハウス。
- 子供たち+南條さん+熊沢さん。珍しい組み合わせ。
- ベアトリーチェの振りをしてこっそりお菓子を置くようなことは、南條先生をはじめけっこうあることだった。
- 悪魔の証明の話題で、戦人さんと真里亞ちゃんがまた論争。
- いくら魔法だと主張されても、それが人間にも可能だと反論すればいい……と、このゲームの基礎とも言える原則が、ここで提示されています。
譲治と紗音の密会
- 結婚指輪と同じ意味合いだと断って、婚約指輪を贈る譲治さん。二人の間で、これはもう結婚の成立と同じこと。
- その場で左手の薬指に指輪をはめる紗音さん。EP1と異なり、紗音さんには既に強い決意がある。分岐点は、この日ベアトが屋敷に来たことから始まる一連の流れ?
- 愛に基づく平穏な覚悟という一点で、紗音さんには他のキャラを凌駕する格の違いを感じます。この格は、ひぐらしのレナさんにも匹敵する強度。
- その彼女に、沙代=34=三四、という絶対の意志を彷彿とさせる名が与えられているのはどういうことやねん、と思いますが。
薔薇庭園
- 一人、邪悪に笑うベアト。人間ベアトがこの場所にいる理由がよくわからないので、単なるイメージ背景かもしれませんね。
- 下位世界のゲームでベアトが? 設けた人間側の勝利条件は、碑文の謎を解くこと。この辺のルールを定めたのがベアトなのか金蔵さんなのか、曖昧なところですよねえ。
礼拝堂?
- 礼拝堂?に集まる大人たち。
- 蔵臼夫妻、絵羽夫妻、楼座さん、留弗夫夫妻
- 以上のメンバーが、魔女ベアトリーチェを認める。
- 絵羽さんと楼座さんが「尊敬する」と言っているのが気になります。
- 留弗夫「悪魔を証明しちまった! あんたの勝ちだ…!」
- 最後まで疑いの念を捨てず、抵抗したのは霧江さん。それでも目の前に突きつけられたらしい証拠に抗うことはできないらしく、最終的に肯定する。
- 最後まで抵抗したのが霧江さんだった……というのも何かの示唆?
人間ベアトがいなかったと仮定した場合、彼らは礼拝堂で何の話をしていたのか? というのが疑問になります。その場合、このシーンの描写がまるごと真実ということはなくなるでしょうけれど、それでも何らかのメタファーにはなるでしょう。
ぱっと思いつくのは、あれはベアトではなく二代目の「右代宮金蔵」を認めるシーンだった、という仮説。どのようにして継承したのかは知りませんけど、たとえば金蔵さんの遺言とか、碑文の謎を解いたとかが考えられますね。絵羽さんと楼座さんが「尊敬する」と発言していたのは、碑文の謎を解いた叡智を褒めていた、と解釈すると無理はない気がします。「悪魔の証明」は、それこそ黄金のインゴッドの現物を目の前に示したとか。
誰が金蔵になったのか? というところで一番怪しいのは、やっぱり楼座さんでしょうか。EP3で碑文の謎を解いた実績がある上に、礼拝堂にいたメンバーの中でただ一人生き残っています。逆に、ゲストハウスでずっと一緒にいたと思われる子供たちには難しいでしょうね。