文化祭

うみねこのなく頃にエピソード4までの完全なネタばれを前提とした、二周目のプレイメモです。未プレイの方はどうぞご注意を。

朱志香の高校

  • そろそろ朱志香さんパートに移行
  • 10月の親族会議の前に、学校の文化祭がある。この日はその本番の様子。
  • 彼氏いるよ、とホラを吹いてしまい、のっぴきならない朱志香さん。でも多分、ご学友たちには看破されている感じ。
  • で、仕方なく嘉音くんに代役を頼むという流れ。裏で吹き込んだのは紗音さん。まんざらでもない顔で、上手いこと丸め込まれる朱志香さん。朱志香さんと嘉音くんにとっては、紗音さんが魔女役なわけですね。
  • 紗音「愛し合う恋人同士にとって、独り者の僻み顔が何にも勝る甘ぁい蜜なのです☆」
  • わーい紗音さん調子乗ってるー。
  • 紗音さんと朱志香さんは年が近い同姓ということもあり、この手の話を打ち明けあえる関係。
  • 朱志香さんは常々嘉音くんのことを紗音さん経由で聞いていた
  • 譲治さんがなぜかツンデレを認知してる……。
  • 嘉音くんはこの件に乗り気ではない。
  • 「お嬢の恋遊びにつきあわされるなんて、本当は面倒臭いだけだった」
  • 本人が聞いたら泣きかねない、かなりきつい物言い。
  • 「でも、紗音にしつこく言われている。普段、借りも多い。断れなかった」
  • この「借り」は紗音さん、それとも朱志香さんへの借り?
  • 嘉音くん登場。
  • 思いっきり口元が隠れる格好の嘉音くん。ちょっと奇異に見えますが……突っ込みはなしで。
  • 同級生「執事系ktkr」やかましいわ。
  • からかう同級生をメリケンサックで壁に打ち込む朱志香さん。EP4ロノウェ戦への伏線! (ほんまですか)

嘉音視点

  • ここから嘉音くん視点。
  • 嘉音くんは、見聞きした全てをお館様へ報告する義務を持つ。およそ当主らしくない、朱志香さんの言動も報告対象。
  • PTA会長の夏妃さんは何かの親睦会。朱志香のライブは見られない。
  • 学園祭の賑やかな雰囲気に、決定的に馴染めない嘉音くん。
  • 紗音さんは学校に通ってますけど、嘉音くんはそのへんどうなってるんでしょう? まるで滅多に人前へ出ないような物言いですが……。
  • ギターを持って舞台に立つ朱志香さん。
  • 学校でのあだ名はジェシ
  • 朱志香さんのマイクパフォーマンス。軽薄を嫌う嘉音くんでさえ、これはこれですごいと評価を改める。
  • だんだん大きくなるBGMの音量調整の演出が絶妙。すごくいい雰囲気になりつつ、直後のつるぺったんで全てが台無し。東方地上波初アニメ化おめでとうございます^^^^^^^
  • 「楽しそう」でさらっと流す嘉音くんもわりと凄いと思います!
  • 六軒島にいる時とは違う朱志香さんの姿に、「外」を垣間見たような気がする嘉音くん。
  • けれどまだ海は青く見えない。

六軒島

  • 学園祭の話題。
  • 夏妃「高宮議員もお出でになっておりました。あなたによろしくと特に言っておりましたよ」「榎本会長もお出ででしたっけ」
  • 高宮議員、榎本会長。単なる捨てのセリフの可能性が高そうですけど、名前だけはメモしておきましょうかの。
  • 朱志香のマナーを注意する源次さんと夏妃さん。蔵臼さんは特に注意せず、朱志香の方は文化祭はどうだったか、と話題を振る。
  • 蔵臼さんって、このあたりの言動を見ると夏妃さんより人当たり良さそうですよね……。打算的ではありそうですが。
  • 夏妃さんに生徒会長としての事務的な挨拶を褒められ、これを一瞬ライブを褒められたのかと勘違いして喜び、直後に落胆する朱志香さん。
  • 部屋を出る朱志香さん。そこに嘉音くんが現れる。
  • ライブの件で、朱志香さんを見る目が少し変わっている嘉音くん。
  • 家具だから、という嘉音くんの口癖を、朱志香さんは嫌っている。
  • 楽しそうに歌う自分が羨ましかったのではないか、と指摘する。朱志香さん。
  • 朱志香さんは二つの自分を作った。右代宮家の窮屈な自分と、自分の好きなことに精一杯な自分。
  • 朱志香犯人説とかをふまえると、これを朱志香さんの二面性とかに拡張することもできるんですかしら。
  • 「私はこんな運命じゃ納得できないから、自分の思い切りを頑張ろうと思った」
  • この言い回しは独特。「思い切り」を名詞化した用法。この言い回しはEP4でも朱志香さん、蔵臼さん親娘の描写として登場しますね。
  • 人は自分の中に、現実逃避とは違うもう一つの自分を作ることができる、と朱志香さん。これはEP4などの「信じる」の話にやや被ってくるかも。あるいは、竜騎士さん自身に通底する感覚なのかもですね。ひぐらしのレナさんの二面性にも通じる。
  • 自分の中のもう一人の……というモチーフは、シリーズ後編でも再び注目されそうな気がします。
  • 自分の中に家具ではない自分を作る、と解釈する嘉音くん。
  • プライベートという概念のない嘉音くん。
  • 心を揺らせつつ、最後に拒絶する嘉音くん。「僕は人間じゃない!」と激昂。
  • 自分も紗音も人間に似た姿をしているだけ。紗音はそれを忘れている。だから紗音と譲治さまもいずれ破綻する、と。
  • 強い拒絶の意思を知り、ほとんど泣きながら立ち去る朱志香さん。
  • そして代わりに現れるベアト。出た出た。
  • ベアトのブローチを踏みつける嘉音くん。
  • 「おまえは、結ばれぬ者たちに恋を見せて誑かして楽しんでいるだけの悪魔だ」
  • 嘉音くんに対するベアトの態度は、紗音さんの時と一転して敵意に満ちている。
  • ベアト「紗音と譲治もやがては結ばれえぬ恋に行き詰まり、妾好みの大きな果実を実らせるだろう」
  • 「妾は必ず蘇る」と残して消えるベアト。この時点では、いつ蘇ることができるか目処が立っていない様子。その目処というのが、つまりは金蔵の起こした86年10月の儀式?

 嘉音くんの前では、紗音さんに対する悪意をも剥き出しにするベアト。紗音さんの前では好意を繕っているだけで、実はこれが本性なのでしょうか。

  • あるいは「悪意には悪意を返す」という行動原理の発露なのかもしれません。だとすれば、「人の数だけベアトは存在する」と言えるのかも。
  • 邪悪を剥き出しにするベアトの独白。
  • 家具は人間に支配されるために生み出される。
  • 魔女は人間に黄金と愛を与える。よって魔女は人間を支配する。
  • 家具は黄金も愛も必要ないので、魔女に支配されない。
  • ベアトはこれを三竦みと表現。
  • ベアトが紗音さんと嘉音くんに蒔いた恋のタネ。さらに金蔵の分も合わせて、恋のタネは三つ
  • 自室で泣く朱志香さん。
  • 熊沢のおばあちゃんが出てきておいたわしや発動。
  • おばあちゃん、この件もちゃんと押さえてますのんね……。
  • 紗音さんと譲治さん
  • 紗音が指輪を受けたら、親族会議の場で婚約の件を宣言する決意の譲治さん。
  • この一件がいくつかの惨劇に関わっていないとは、とても思えませんよねえ……。