寄り添う二人 (2日目 19:00)

うみねこのなく頃にエピソード4までの完全なネタばれを前提とした、二周目のプレイメモです。未プレイの方はどうぞご注意を。

客間

  • 穣治さんが少し雨足が弱くなった? という発言。ただの捨てシーン? 何かの意味が?
  • 迎えの船な明日の9時くらいには来てくれるだろう、と夏妃さんの予想。この情報が意味をなす時は来るのでしょうか……。
  • 厨房で夕食の用意。熊沢さんも、郷田さんほどではないにしても料理が上手。漁村育ち。
  • 源次さんが南條さんとチェス。あらめずらしい。南條さんは、客間の空気が気まずくて逃げ出してきたとのこと。
  • 使用人+南條さんが集まってるので、いくらでも怪しめるシーン。特に、使用人ではなく夕食の準備をするわけでもない南條さんまで同席していることを"わざわざ記述している"とういうのが気になりますよね。
  • 源次さんは落ち着いており、金蔵さんの仕組んだことだと自体を受け入れている。逆に南條さんは混乱している素振り。二人が何か共謀していると仮定して、南條さんが状況を理解していない風なのは単なるブラフ描写?
  • 南條さん視点の地の文で、「この屋敷の中で何が起こっているのか、全く想像がつかない」と堂々と書いてありやがりますよ! まったく、これを信用できたらどれだけ楽なことでしょうか……。
  • 源次さんの落ち着きっぷりに、自分は蚊帳の外で狙われることはないと思ってるのではないだろうかと訝しむ南條さん。実際は自分の死まで受け入れているというところでしょうけど、南條さん視点でこの描写を入れてくるのが気になりますの−。地の文すら状況証拠にしかならないという……。

絵羽と秀吉

  • 絵羽さん視点。死亡フラグ一直線の二人。
  • 二人になるとえらいしおらしくなる絵羽さん。
  • (おそらく)50代カップルのいちゃいちゃシーンをノベルゲームで見られる日が来ようとは……!
  • 蔵臼さん・夏妃さんになかなか子供が生まれなかったところにつけこんで……という一件についての語りがここで。
  • "……天の啓示を聞いたのだ。……あるいは、欲深な自分が聞いた悪魔の囁きだったのか"
  • 秀吉と結婚したのはこの件がきっかけ。身よりのなかった秀吉さんは家族というものを感じたがっており、どちらの名字になるかはこだわらなかった。
  • 困難はあったものの。金蔵に婿養子を認めさせることに成功。
  • 裸一貫の秀吉さんに、金蔵は自分を重ねたのではないか……と、これはあくまで絵羽さんの予想。
  • 厳しく育て、立派に育った穣治が紗音などに恋心を抱いているのが許せなかった。
  • 倉庫の事件の際には、紗音が死んで安堵した。
  • 子供の頃の蔵臼への憎しみが人生を支配し、家族まで振り回してしまった、という後悔。
  • 弱気になる絵羽さん。絵羽と会ってからの自分の人生に後悔は微塵もないと言い切り、包容力を見せる秀吉さん。
  • 正月ごろ、モルジブあたりで過ごさないかと秀吉さんの提案。新婚時代の続きを……とか言い出す。絵羽さんとろんとろん。
  • 「いやぁ。………今、…すぐがいい。」 お後のよろしいことで。(誤用)
  • 二人きりになると秀吉さんに主導権が移ることもあるようなので、実は絵羽さんではなく秀吉さん主導で事件を起こしてたということもありうる?
  • で、明らかに魔法の一切絡んでないように見えるこのシーンですけど、こういった叙述すらも信用はできないんでしょうか?

客間

  • 源次さんは金蔵の相手ができるくらいチェスが強く、南條さんよりも強いとか。
  • 先ほどまで、真里亞ちゃんのノートでお絵かき大会をしてた模様。みんな絵心あるよな、と驚く戦人さん。微妙に意味ありげな情報な気がしましたが、これも何かの伏線?
  • 絵羽夫妻を呼んできなさい……どうせ断るでしょうが、と夏妃さん。ここでまた夏妃さんに頭痛。
  • 夏妃さんの頭痛が幻覚か何かのスイッチ、みたいな説もありましたわね。
  • さきほど南條さんに危機感を持った方がいいと指摘されたらしく、嘉音くんを連れて絵羽さんを呼びに行く源次さん。この隙の暗躍は可能? ボイラー室で何か細工するくらいは出来そうですが……。
  • 呼びかけても返事がない。絵羽さんの部屋の扉の下に、洋形封筒を発見。昨夜真里亞ちゃんが持っていたのと同じ種類のもの。
  • 嘉音くん「…………テレビの音らしきものが。…でも気配が感じられません」
  • 普通なら、軽く読み流すところですけれど、家具として常人離れした感覚の鋭さを発揮したという見方も可能かも?
  • 普段は許されないが、緊急時ということで鍵を開ける決断をする源次さん。
  • 鍵を開けても、まだドアチェーンがかかっていて中が見えない。ドアチェーンは在室を示す。まあチェーンのトリックくらいなんとでもなりますけど。
  • 厨房で熊沢さんと合流してからチェーンを切断するよう、源次さんが指示。源次さんは夏妃さんに報告に行く。
  • 自分はどうなっても構わないが、嘉音に万が一のことがあってほしくない。(だから熊沢と行動するように言った)と、源次さんの内面描写。ほう。
  • 使用人+南條さんが厨房に揃う。源次さんには南條さんが同行。
  • 現場の危険性、万が一の検死の可能性などを考慮に入れると、南條さんでなく老婆の熊沢さんを同行させた選択にやや違和感。南條さんもいちおうお客人だから、ということでしょうか。
  • ちなみに、源次さんは熊沢さんのことも呼び捨てですね。南條さんに対しては「南條先生」。
  • 嘉音くん視点。熊沢さんを連れ、倉庫でチェーンの切断道具を物色。
  • 番線カッターをゲット。指を容易に切断できる程度の能力。
  • 熊沢さんを置いてけぼりにする勢いで走る嘉音くん。とはいえ別れたわけではないので、単独行動できるような余裕はなさげ。
  • 絵羽さんの部屋の扉に、またも魔法的な図形。先ほど鍵を開けた時はなかったもの。時間にして5分も経っていない、と嘉音くんの感覚。今さっき描かれたように塗料がしたたり落ちている。
  • 死体が出る前から、もう腰を抜かす熊沢さん。
  • チェーンはあっさり切断。
  • 指紋を残さないよう、ハンカチを用意。まあ役に立つことはありませんが……。
  • "靴を履いたまま"ベッドの上で死んでいる絵羽さん。
  • 「眉間に何かの凶器を打ち込まれ、絶命していた」という表現。打ち込まれ……。凶器にはオカルト的で複雑な意匠。
  • 秀吉さんもバスルームでシャワーを浴びながら同じように絶命。なぜシャワー?
  • 夏妃さん到着。
  • 「どうせ指紋など残っていません」手紙をあっさり拾い上げる夏妃さん。この行動を隠蔽工作ととることは出来なくもありませんが、その場合でも「警察の捜査が及ばないような形で事件が終わる」ことまでは予見できていなかったと言えますね。
  • 秀吉の死んでいるバスタブの中には、ボディーソープの小瓶が蓋を開けたまま落ちていた。入浴中に襲われた、orそう思わせたかった?
  • 南條さんの適当な検死。ご丁寧に脈を測り、瞳孔を調べてから死亡を宣言。そんなことしなくても一目で死んでると分かるじゃないか、と嘉音くんの内面描写。それを強調すると言うことは、逆に"実は死んでない可能性"を想定すべき?
  • 死斑が出ておらず、死後硬直も始まっていないので、死後1時間経ったかどうか。このくらいシンプルな状況だと、さすがに嘘の余地はない? でも、そもそも「死んでなかったら」死斑も死後硬直もありえないですし、その可能性は一考に値しますね。
  • こんな短い凶器で頭蓋骨を貫いたなど考えられない……と驚く南條さん。

 凶器を抜いての確認はしてないので、本当に額に「置いてあるだけ」か、少なくとも頭蓋を貫通してない可能性はありますね。EP4の赤字で「二人は他殺」と明言されましたが、この時点では生きていて、その後殺された……という可能性は、まあないとは言えないくらいに考えておきましょうかの。

  • 関連しそうな赤字。
  • 二人は他殺である!
  • 密室構築後に片方を殺害の後に自殺したのではない!
  • また、殺人は執行者、犠牲者が共に同室して行われた! 執行者が室外から殺害する手段は存在しない!
  • 身元不明死体について、その身元を全て保証する

  • 後に杭であろうことが判明する凶器は、見た目からして明らかに悪魔的で、もともと凶器として作られたという雰囲気。そういうところが文章で強調されてるからこそ、逆に"ほんとは刺さってないんじゃ"と考えることもできますが……。
  • 駆けつけてくる子供たち。穣治さんが号泣。夏妃さんが落ち着かせようと手を触れるものの。乱暴に振り払われる。
  • この時点の穣治さんにとって、18人の中でいちばん怪しいのは夏妃さんでしょうから、そういう意味でもこの反応は無理のないこと? でも、銃持って監視してた当の夏妃さん自身には時間的余裕がないとも言えますね……。
  • 婚約者と両親を一日で失った穣治さんの姿に、戦人さんも号泣。
  • 多少落ち着いた一同。BGMも収まる。