クリア後

うみねこのなく頃にエピソード4までの完全なネタばれを前提とした、二周目のプレイメモです。未プレイの方はどうぞご注意を。

お茶会

  • 自分たちの死に様をにこにこ喋る薄ら寒さ。ひぐらしお疲れ様会でも感じた一種の寒さを、上手いこと後の展開への布石に転化してますね。
  • 19人目はいた説を喜んで持ち上げる戦人さん以外の一同。うわーいうさんくさーい。間違った意見をわざと標榜して、それを否定させるように仕向ける自己啓発セミナーみたい。いちおう、「戦人だけが屈服しなかった」という本編EDの記述に倣っていますが。
  • 紗音「……まぁその、…痛かったわけじゃないですし…」え? そうなんですか? 実はこれが麻酔薬とか、殺害方法を思いっきり暗示してたりとか……。
  • 何とも頼りない戦人さんの推理。ここから考えると、EP4ラストはよくぞあそこまで成長したものですねと。推理の現実感のなさはどっこいどっこいですが……。逆に言えば、魔女のゲーム的文脈ならこの時点の反論もわりと筋が通っています。
  • 間違ったことは言っていないけど、明らかに戦人さんの空気が読めてないという流れ。同調圧力こわいよー。
  • ベアトリーチェの立ち絵登場。ファーストプレイ時はベアトリーチェなんていないものと信じ込んでましたから、立ち絵の登場はえらいぶったまげました。それでも、「何かの擬人化」ということで自分を納得させたのですが……。
  • この時点のベアトはまだまだアクがありませんね。よくあそこまで濃ゆい濃ゆいキャラクターになったものです……。
  • 「存在しないからこそ、躍起になって信じさせたがる」と戦人さん。
  • 黄金のキセルはベアトにとっての大事なケーン、とここで幻想サイドの設定。
  • 「さぁさ、お出でなさいな子供たち。我こそは地獄の案内人。大罪を赦せし七つの杭を持て」
  • 七杭は、罪人の罪を赦し、魂を解放するためにその人を殺す。らしいですね、この物言いを見ると。
  • 戦人「手前ぇのトリックなんざ、千年じゃねぇ、せいぜい百年程度のミステリー界が作ったお約束の累積上にあるだけだ!」 ミステリーを敬ってるのかコケにしてるのかわかんない物言いですの。
  • 戦人さんが魔法を信じないので魔法が解け、次々死んでいく一同。
  • 紗音さんを救いたいがため、戦人さんに魔女を信じるよう訴える譲治さん。そのまま死亡。
  • 最後の最後で、魔女に抗えと戦人さんに訴えて死ぬ朱志香さん。この態度の違いも何かの示唆?
  • 真里亞ちゃんの身体にも赤い模様が浮かぶものの、ばらばらになって死ぬ描写はなし。 ベアトが真里亞ちゃんを殺すような描写が入ったら、後々のことを考えると後味悪いですしねえ。
  • 「人間とトリック」で解けということを煽りつつ、スタッフロール。ラストのロールへ入る流れは毎回神懸かってますね。

裏お茶会

  • ベルン卿登場。第一声が梅干紅茶。
  • ベアト:一人を無限(回数?)に殺す力
  • ラムダ:一人を限りなく絶対に近い確率で殺す力
  • ベルン:確率がゼロでない限り必ず成就させる力
  • ベルン「貴女は一見、慈しみがあるけれども、まったく理解できない」
  • この時点ではそういうキャラ設定のつもりだった、と解釈することもできますね。後のEPでゲヘゲヘ笑ってるのを踏まえると、慈しみ? え? みたいな印象になりますが、EP1の時点ではまだお上品さの中に残酷さを秘めているという感じです。
  • この時点のベルンは、ラムダよりベアトの方が恐ろしいと強調してますね。EP4を見る限り、本当はあまり驚異に感じてないようですけど……ブラフ?
  • ベアトには出したい目がない。どの目が出ても楽しめる。
  • ベアトの中にはゼロしかない。だからベルンの力では勝機を得られない。
  • ラムダならベアトの"無限"を殺せるから相性がよい。
  • 三すくみですけど、ちょっと言葉遊びっぽくてなんとでもとれそうですね−。
  • ベアトが立ち去り、ベルンがプレイヤーに語りかける視点に。
  • ベアトは"一個体の女性"とは限らない、ルールの擬人化、とまあ今さらと言えば今さらな助言。魔女が出た時点で、真っ先に疑うところですよね。
  • 「駒の動きと役割に気づきなさい」
  • 「そしてあの子のゲームの勝利条件を探りなさい」
  • 「それらが暴けた時、そこにあの子の心臓が曝け出される」
  • 心臓を曝す! この印象的なフレーズもEP1から出てたんですね。ますます重要そう。
  • 「ダカラ、私ガ魔女ダッテ判ルデショウ?」
  • この発言をどう解釈すればいいかよくわかってなかったり。

TIPS

  • ウィンチェスターM1894 ソードオフ
  • 装弾数は4+1。 速射可能。
  • ジャンヌ・ダルクを拷問したウィンチェスター枢機卿というのがいますが、それと関連づけるのはさすがに牽強付会でしょうか……。