鍵の選びし六人 (2日目 6:00)

うみねこのなく頃にエピソード4までの完全なネタばれを前提とした、二周目のプレイメモです。未プレイの方はどうぞご注意を。

ゲストハウス

  • 嘉音くん視点。源次さんと会話。
  • 嘉音くんは深夜勤から早朝勤に連続シフト。このようなきついシフトは普段はなく、親族会議だけの特別体制。
  • 屋外へ。薔薇庭園は一晩で荒れてしまった。
  • 凝り性の郷田さんは、朝食の用意のためにもう起きているだろう……と考える嘉音くん。
  • 凝り性なんだ……。
  • 源次さんが屋敷を開錠。朝の開錠は使用人の仕事。
  • 屋敷を施錠するようになったのは夏妃に命令されてからで、それまで施錠の習慣はなかった……という件はたびたび説明されますけれど、強調するに足る何かの伏線なのでしょうか?
  • カーテンを開けながら屋敷を一巡。
  • 郷田さんのことを嫌っているわりに、郷田さん自慢の料理には期待しており、匂いをかぐ前からお腹を疼かせる嘉音くん。かわいい。
  • 厨房。"もちろん"郷田さんはいない。
  • 郷田さんが寝坊しているのかと疑い、使用人宿泊室の電話を取る嘉音くん。でも、電話は通じない。ツー。電話が壊れるのはよくあることなので、嘉音くんは特に疑わない。

夏妃自室

  • 目覚める夏妃さん。
  • 唯一平穏でいられるこの部屋から外に出たくない……と妄想する夏妃さん。
  • それでは金蔵と同じではないか、と苦笑。「妄想」の代わりに「頭痛」を呼び覚まして日常に戻る。
  • 普段は引きこもりの金蔵に悪態をついているのに……という夏妃さんの描写。夏妃さんは必ずしも金蔵をよく思っていない節がある、と思っておきましょうかの。
  • ドアノブの内側にはサソリのお守り。
  • 夏妃さんは思い出の小物入れから、朱志香と約束したお守りを取り出す。直径10センチ程度の丸鏡。祖父の形見分けとして祖母から送られた魔除けの霊鏡。
  • 源次さんが現れ、内線電話の故障を告げる。客の滞在中は修理不能
  • 郷田の寝坊の件も耳に入れる。夏妃さん憤慨。
  • そして、ペンキ?まみれのドアノブに気づく。血まみれの手でドアノブを掻き毟ったような演出。

客間

  • 絵羽さんと秀吉さんも起床済み。
  • 嘉音さん屋敷とゲストハウスを見回るも、見つからない郷田さん。先に朝食を支度せよとの夏妃さんの命令。
  • さらに、蔵臼さん、留弗夫夫妻、楼座さんの姿もないことが告げられる。
  • まだ遺産の話が続いていて、海岸にでも行っているのではないかと夏妃さんの予想。
  • 絵羽さんと秀吉さんは24時過ぎにベッドに戻ったとのこと。あまり信用は出来ない発言ですが……。
  • 金蔵を呼びに行くよう夏妃さんをせき立てる絵羽さん。
  • 源次さんが、夏妃さんに金蔵の部屋のキーを託す。扉越しでは説得できないだろうから……と理由をつける源次さん。
  • 自分には冷たいと思っていた源次さんに対する印象を改める夏妃さん。

 夏妃さんに鍵を託す源次さん。これは普段ではありえないイベントのようなので、すごく怪しい。あるいは源次さんは、夏妃さんを金蔵の部屋へ向かわせるよう、誰かに命じられているとか。金蔵が死んでるのが本当ならなおさらです。

 仮説。ここからはじまる夏妃さんと金蔵の会話シーンは幻想。実際の夏妃さんは、金蔵の部屋で手紙か何かのメッセージを受け取る。そしてその後は、手紙のメッセージに従って行動していた……とかそういうシナリオ。

ゲストハウスの子供

  • 戦人さん視点。自分と穣治さん、朱志香さんは寝ていて、真里亞ちゃんだけが起きている……という状況を説明する、戦人さん。まあツッコミどころではありますね。視点の混乱。直後、完全に真里亞ちゃんの視点に移行したようで、「俺」ではなく「戦人」という記述になります。
  • 真里亞ちゃんにたたき起こされて、戦人さん視点に復帰。
  • もうすぐ7時という時間。
  • ママがいない、と唸る真里亞ちゃん。母の姿が見えなくて寂しいというより、いると思ったらいなかったことが肩すかしで不愉快だった風に見える、という描写が意味深。

金蔵の部屋

  • ノックに反応はない。キーで扉を開ける夏妃さん。金蔵は起きている。
  • 金蔵の姿が現れた時点で、既に幻想パートに突入している可能性は極めて高いですね……。
  • 源次がキーを渡したと聞き、友がそれに足ると判断したのなら話を聞かないわけにはいかない、と納得する金蔵。幻想パートだからといって、無視してはいけない記述であるように思われます。
  • 金蔵に下には降りないと断言され、諦めて戻ろうとする夏妃さん。
  • "普段の金蔵とは別人のような落ち着いた優しい声で"夏妃さんに声をかける金蔵。
  • 金蔵「蔵臼が女で、夏妃が夫であったなら」「お前の心には確かに片翼の鷲が刻まれている」
  • 夏妃さんのこれまでの努力全てを報いて余りある言葉。これは夏妃さんの願望?

 幻想パートの解釈には、次の最低二通りが考えられます。

  • 現実パート/幻想パート はそれぞれ確固とした二軸であり、両者を比較すると矛盾が生じるものの、それぞれの軸を単独で見た場合、矛盾は生じない。「幻想パート」はそれ自体が一貫して存在する、無矛盾な体系である。
  • 幻想パートはその場その場で生成される虚構であり、一貫しない。たとえば、夏妃の幻想と絵羽の幻想、真里亞の幻想、縁寿の幻想はそれぞれ別物であり、互いに矛盾する。

金蔵の態度が夏妃さんの願望であるとすると、後者の説が採用されることになりますが、それだとますます話がややこしくなっちゃいますね……。

  • 書斎を出た階段で、絵羽さんとすれ違う夏妃さん。金蔵を呼べなかったことを指摘する絵羽さんの皮肉を意にも介さない、堂々とした態度になる。
  • 悔しがる絵羽さん。けれど金蔵の扉を叩いて逆鱗に触れる勇気もなく、扉をひっかくような仕草をして後を追う
  • 扉をひっかく……サソリのドアノブの件を思い出します。示唆かミスリードか考えすぎか。
  • このように自信満々の夏妃さん。幻想パートでは金蔵に認められたからという理由づけがされていますが、金蔵が死んでいるのが事実だとすれば、金蔵の部屋で見つけた"何か"が彼女に自信を与えたとも考えられます。単に、頭痛が高じてまじで非魔法的な幻覚見ただけという可能性も捨てられませんが……。
  • 金蔵の死体が片付けられていたことを確認したから、安心したのだ……という仮説があるようです。納得度の高い説ですね。

客間

  • 客間に戻ると、子供たち4人と南條も合流済み。
  • 機嫌の悪い真里亞ちゃんのために、TVを見せる子供たち。真里亞ちゃんはTVで機嫌を直す。
  • そして、そんな子供たちを幸福そうに眺める南條さん。チェス関係の本を読んでいる。この時南條さんは、何を考えているんでしょう……。
  • 誰も見つけられず戻ってくる嘉音くん。夏妃さんは呆れ、彼らを放置することにして退室。
  • 夏妃さんが退席した後、しかし薔薇庭園の倉庫の様子がおかしいと告げる嘉音くん。仕様人室に鍵を取りに戻ってきたとのこと。
  • "普段は物怖じしない嘉音が言いよどんでいる"……という描写。やはり嘉音くんは引っ込み思案なわけではなく、単に無愛想と認識されている様子。絵羽、秀吉、源次と共に確認しに行くという流れに。
  • この件、まずは夏妃さんに報告するべきだったわけですが、その天敵である絵羽さんを先に連れてきちゃった嘉音くん。これはこれで軽い失態になるのでしょうか。

薔薇庭園倉庫前

  • 絵羽さんと秀吉さんを引き離して走って来ちゃった嘉音くん(と、名前は出ないけど源次さん?)。秀吉さん息切れしてる……。
  • 倉庫のシャッターに赤黒い魔方陣。血を連想。二十の円の中に、四方の先が広く誇張された十字架。
  • 夏妃さんの部屋で見たものと同等のものであることに思い至る源次さん。
  • シャッターを上げる嘉音くん……とここで場面転換。引っ張りますねえ。お約束。

客間

  • 駆け足で戻ってくる源次さん。"息を切らすことすら使用人の美徳に反すると考える源次が、ぜいぜいと肩で息をしている"。演技かどうか分かりませんが、源次さんも相当慌てていると。
  • 南條さんと夏妃に、ことの次第を伝える源次さん。夏妃さんは運んできた配膳台を放置して駆け出す。
  • 異常に気づいた子供たち。TVを見る真里亞ちゃん一人を残して追いかける。

 ここで真里亞ちゃん一人の時間ができます。このタイミングで、さらに誰かの接触があった可能性も考えられますね……。

再び倉庫前

  • 見るな! と子供たちを制する夏妃さん、絵羽さん。犬猿の仲でも、子供を気遣う気持ちは同じといったところでしょうか。
  • とはいえ、二人のいずれかが事件に関わっている可能性はかなり濃厚。
  • 死後6時間以上は経過しているだろう、と南條さん。直後、町医者の自分に滅多なことは言えないと打ち消す。一回言ってから打ち消す、打ち消されるというパターンがこの人には多いので、これもポーズかも?
  • 穣治さんは絵羽さんに、朱志香さんは夏妃さんに、それぞれ抱きとめられて現場を直視できない。戦人さんだけは、両親が二人とも目の前で死んでいるわけで、抱きとめる人もいない。現場を直視する戦人さん。
  • "顔面を耕す" 改めて、すごい表現。
  • 「…顔がねぇ…、顔がねぇよ…。」「死者ってのは安らかに眠る顔ってやつを拝ませてくれるんじゃねぇのかよ?! 顔がねぇんだよ、俺の親父と、霧絵さんの顔がねぇんだよッ!!」「親父たちのことを思い出す時は、このぐちゃぐちゃの化け物みてぇな顔をいつも思いだせってのかよ?!」
  • 顔が半分残っている蔵臼はまだマシだ、という戦人さんの発言に、朱志香さんが悲鳴を上げる。思わぬ言葉が暴言になる。
  • 穣治さんの足に抱きついて、なりふり構わず泣きわめく戦人さん。
  • 人の死の確定と同時に、雫が落ちるような効果音。死亡TIPSが開いた合図。
  • 紗音さんの惨い死に顔を見ず、昨日の別れ際の笑顔を最後の思い出にしろ、と穣治さんを気遣う秀吉さん。
  • 穣治さんと反対に、紗音さんの死に顔を目に焼き付ける嘉音くん。
  • 紗音さんが左手の薬指にダイヤの指輪をしていることを、穣治さんに伝える秀吉さん。ここで秀吉さんは良き父親ですが、ここで得られる紗音さんについての情報が全て秀吉さんを経由した間接情報であることも無視できません。
  • 紗音さんの死に顔を確認したと確定しているのは秀吉さんと嘉音くんだけ……共に容疑が濃厚な二人です。二人が共犯なら、紗音さんが生きる死者になることが可能。
  • 死んではいないので、「死体の身元を保証する」という赤字も凌げると考えます。
  • 紗音さん、蔵臼さんは顔が半壊。本人確認可能。
  • 霧絵さん、留弗夫さん、楼座さんは顔面全壊。本人確認不可能。
  • 郷田さんは……微妙。TIPSで確認すると、口元が残っているようにも見えます。
  • 取り乱してはいない夏妃さん。責任感から気丈を保っているのか、それとも別の意図があってのことでしょうか。
  • 本館に戻る子供たち
  • 夏妃さんは死者の顔を覆おうとするが、絵羽さんが現場保持を主張。受け入れる夏妃さん。
  • シャッターを施錠した上で、さらに別の施錠が必要だと主張する夏妃さん。シャッターは密室状態であったため、犯人が鍵を持っているはずだとの判断。
  • ただし鍵は嘉音くん、源次さんも触っているため、指紋的な証拠能力は低い。
  • まあ、警察捜査が介入することはないわけですが……。
  • 倉庫の鍵はひとつだけ、と源次さんが説明
  • 嘉音くんは使用人室から鍵を持って来た。犯人がこの鍵を使用した場合、一度奪った鍵を使用人室に戻したことになる。これは不自然。
  • 施錠は犯人の時間稼ぎのためと想像できるが、ならばなぜ扉に目立つ落書きをしたのか?
  • 時間稼ぎの意図はなく、遺体を発見させるのが目的だったとすれば、鍵を閉めたのはなぜ? 単に不可能性を演出したかった?「鍵を使える者」を限定して、犯人をミスリードするため?
  • 扉には、倉庫内にあった新しい南京錠が取り付けられる。鍵を預かったのは夏妃さん。夏妃さん暗躍の伏線? でも、この後で倉庫に立ち入る利点も思い出せませんが。

TIPS

6人の死亡TIPS。

  • 蔵臼さんに関して、「全ての始まり」という記述。彼の死が必然であるようにも読めます。
  • 留弗夫さん、霧絵さんは、郷田さんに関しては、運が悪かった、ルーレットに当たっただけとの説明。
  • 楼座さんの項は「また会えるよ。だから寂しくない」紗音さんの項は「大丈夫。黄金郷でみんな蘇る。」楼座さんの項はあからさまに真里亞ちゃん視点のように思えますけど、紗音ちゃんの項も意味深。