『ファンタジックチルドレン 時計じかけの旅人たち(1)』

ファンタジックチルドレン 1―時計じかけの旅人たち (MFコミックス)
現在放送中のアニメーションのコミック版。アニメの方はとにかくその妙に幻想的な雰囲気で引っぱっている作品ですけど、コミックの方はかなり王道な感じで少年ジャンプ的能力バトルものという様相を呈しています。アニメなしにこの作品単体でも買っていたかと聞かれたら、かなり微妙な線ですねえ……。私はアニメとの落差を楽しむつもりで読みました。
キャラクターの造型も基本設定以外はかなり自由に作られていて、特にソレトさんは短気で過激ですぐ殴る女性になっていたりと色々大変です。何よりもヘルガさんやソレトさんはおろか、トーマ君のお母さんやチット君まで萌えを狙った描かれ方をしているあたりがアニメとのギャップを引き立てます。ヘルガさんについては、無口でわけありというアニメの設定に加えてやや天然ボケっぽい描かれ方もしていて、やっぱり「心を閉ざしがちな不思議少女」と「天然ボケ少女」はとても親和性が高いんだなーと思いました。ちなみにゲド機関については一巻の時点で一切言及がないので、アニメだけの設定かもしれません。