『東京赤ずきん(1)(2)』

東京赤ずきん 1 (バーズコミックス)
東京赤ずきん(2) (バーズコミックス)
やたらと強い赤ずきんちゃん(見た目11歳現役娼婦お昼の顔は肉屋さん)が銃で撃ったり撃たれたりするお話です。年齢制限のない棚に置かれてるのが不思議なくらいの内容なので、いわゆるエログロが苦手な人と子供は読んじゃだめです。東京といいながらメインキャラに日本人が一人もいないような気がしますけど、舞台自体はたしかに東京っぽいのであまり気にしないことにしましょう。
飛び散る内臓とかゾンビとか背徳とか、雰囲気としては『ヘルシング』に似てるかもしれません。(他の人の感想を見て回ったら、やっぱりそう思ってる人が多いようです) ただしこの漫画で内臓を飛び散らせるのはゾンビ軍団やパンピー傭兵ではなくて年端もいかない女の子なので、そのへんが作品を決定的に方向づけてますね。女の子の頭が割れたり女の子のお腹が裂かれたり女の子の身体が腰で分断されたりします。自分の腸で蝶結びする女の子とかが好きな方には迷いなくお勧め、とたまには魔族っぽいことを言ってみましょう。