『ドラマCD ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編』

ドラマCD ひぐらしのなく頃に(鬼隠し編)
聞きました。
CDドラマなんてはじめて聞くようなものなのでどのくらいの出来が標準なのかは分かりませんけど、評判は概ね良好のようです。基本的には原作準拠で、セリフなどの改変もほとんどなし。一枚につき80分近く、容量の許す限りをつめ込んだという感じなので、ボリュームも値段に対して十分元が取れてると言えるでしょう。ショッキングなセリフの瞬間に突然BGMを止める演出がちょっと多用され過ぎていた気がしましたけど、音しか表現手段のないこの媒体では仕方ないことなのかもしれません。
圭一さんが保志総一朗と聞いたときはちょっと上品すぎるんじゃないかと思ったんですが、それはどうやら杞憂だったようです。保志さん、十分に下品でした。他の役者さんにしても、イメージ通りか聞いてれば馴染むという感じ。ただ梨花ちゃんに関しては「控えめながらいつもにこにこしている朗らかな子」という印象を持っていたので、無表情系・綾波系とでも表現できそうな本作での声は「別物」としてしか聞けませんでした。まあこのあたりは多分に主観的な要素ですし、人によって感想は大きく変わってきそうなのでなんとも言えません。
ネタばれになりそうなことはこちらに書いておきました。問題ない方だけご覧ください。