ケーブルテレビの再放送全24話視聴終了。本来なら半年かかるところを、一ヶ月で一気に放送。まったくいい時代になったものですね。先月はこれが毎日のペースメーカーでした。一気に見れたことを差し引いても、とても引き込まれるお話でした。
とりあえずフランツさんが素晴らしかったです。格好良すぎます。第一話の時点ではお金持ちの家の馬鹿息子という印象だったんですけど、お話が進むにつれてどんどん男前になっていきました。あれはアルベールさんが惚れるのも当然ですね。
伯爵の復讐については、その準備のために十何年も前から異常なくらい回りくどく立ち回っていたわりに、21話の復讐本番がちょっとあっさりし過ぎていた印象。無関係の子供たちさえあれだけ人生狂わせたんですから、大本命であるおじさん連中への復讐は一人一話くらいを使ってもうちょっとこうネチネチと、身動きできない相手の枕元で積年の恨み言をつらつらつらつら述べて精神的に参らせるとかそういうのが見たかった気もします。単に痛めつけたり殺したりするだけではない彼のやり方は、ブラックジャックさんの復讐をちょっと思い出しました。(「あと二人」なんて台詞とかはそのままですけど)
そういえば本編終了後のアルベールさんの日記というのが現在進行で毎日つけられてるんですね。ファンのなりきり日記かと思ったら公式活動の一環らしくてびっくり。シリーズ構成の人が書いてるちゃんとしたものみたいなので、まあこういうのもありかなとは思います。
あとバティスタンさんはツンデレだと思いました。