『総門谷R 白骨篇』

総門谷R 白骨篇 (講談社文庫)
白骨女さん、どう見ても萌えキャラです。ホネだけど。ところで他の人の感想見ようと思ってISBNページ見てみたら、ハードカバー版・ノベルス版含めて一人もいやしませんでしたよ。せっかく七年ぶりの続巻なのに! 渇きの世界のEGFにも負けてないのに! みんなひどい!
えっと、ほかに読んでる人が皆無っぽいので珍しく紹介っぽいことを書きますよ。聖徳太子VS不動明王VSアレキサンダー平安時代、みたいな。読みたくなりますよね? なりましたよね? なりませんかそうですか。
総門谷はいわゆる伝奇です。Jさんが新伝綺とか言い出したせいで伝奇というジャンルに胡散臭いイメージを持っている人が多いかもしれませんけど、誤解してもらいたくありません。だって本場の伝奇はもっともっと胡散臭いのです。で、この本シリーズ第一弾の現代もの伝奇『総門谷』はその中でもいっとう胡散臭い爆弾です。アンディー・メンテと月姫*1を足してノストラダムスで味付けしたような、なんかそんなのをイメージしてもらえれば当たらずとも遠からず。胡散臭いお話が大好きな人はみんな『総門谷』を読めばいいと思いますよ。

*1:例によって未プレイなのにいい加減なことを言いましたよ。