『アラビアの夜の種族』読中二夜目

『50℃』まで読了。以下、内容に触れます。


わわわ。わわ。俄然面白くなってきましたよ。途中から私にとってとても馴染み深いキーワードがお話の軸になって、興奮は否が応にも高まります。まさか、ここまで伝統的なRPGの構図になろうとは思いもよりませんでした。まさに冒険活劇、なんだかすごい燃え展開になっててびっくりです。最初の頃の「なかなか読み進められない」という苦労感は吹き飛んで、もうページをめくる手が止まりません。文章にも乗ってきて、心なしか速度がアップしてきましたよ。
阿房宮の造型が素晴らしすぎて戦慄しました。この舞台ひとつで、いくらでも物語を作ることが出来そうなポテンシャルがあると思います。あとファラーさんの軽薄な台詞回しがよい感じです。ジンニーアさんは壮絶な萌えキャラだと思いました。