『ゆらぎの神話』はいはい解説解説

とりあえず「神話」カテゴリ作ってみました。一昨日のアレはリンク貼っただけだったので、『ゆらぎの神話』についてもう少し詳しい説明を。いつもの「好きな人だけ読んでね」的記事と違って大勢への紹介が目的なので、勢い過剰気味にいきますよ。
まあ説明自体はg:flickerのトップに書いてあります。要は「複数参加型でイチから神話体系を作り上げる」という企画なんですけど、ここで言う神話体系は単なる物語の集合を超えた意味で扱います。つまり、仮想世界の地理歴史とか風俗とか自然法則とか思想とか、そういったあらゆる要素を考える対象とします。キーワード「神話の概要」を見てもらえれば、大体どんなものが扱われてるかは分かってもらえるでしょう。また参加者の具体的な活動は『ゆらぎの神話』BBSにある通りです。この活動は元々、まずは実験という形でmixiのコミュニティ*1からはじめた企画でした。そこである程度の下地が固まったので、いよいよmixiの外に公開して本格的な活動に移ろうとしているのが現在の段階です。
神話や伝説が一般の物語と大きく異なるのは、ひとつには『正史』が非常に存在しにくいことです。神話について調べていると「禁断の果実とはリンゴのことだ」「いや実はアンズだったんだ」みたいな話をよく目にします。これはどちらの説が正しいかという問題ではなく、どちらも別個に信じられてきた言い伝えです。こういった「諸説ある」という神話の多重性に目を向けて、むしろその不整合や矛盾を積極的に取り入れていこうというのが、この企画のいちばんの特徴であり方針です。
いちばん手っ取り早く参加する方法は、上記したBBSに書き込むことです。一行記述スレッドなんかを見てもらえば分かる通り、それ単体ではほとんど冗談としか思えないような書き込みも多々あります。本神話はこういった断片的で些細な情報の積み重ねから出来ていて、つまり参加への敷居はものすごく低いのです、みたいな。ええと、つまり何でしたっけ。とにかくいいからとりあえず覗いてってくださいという話です。(必死)