じゃあ伝奇と異能の違いって?
上の記事に続きます。既にかなりいろいろ無茶してますけど、とりあえず伝奇の定義は上述のものを引き継ぎます。
昨日「現代学園異能って単に伝奇でもいいのでは?」とか言ったんですけど、平和の温故知新さんのこの記事の
学園異能もの=学園で生活しながら不思議な力で戦ったり悩んだりする物語
で納得。つまり、日常と非日常の狭間にいる主人公の特殊性とその悩み、に焦点が当てられていることが、学園異能の特徴なのかもしれません。で、「伝奇」が日常が非日常に侵食されるという世界の様子自体を描いているのに対して、「異能」は主人公の心を中心として描写されてると。この違いを分かりやすい形で比較すると
- 伝奇:日常の世界 ← 非日常の世界
- 異能:日常の世界 → ボクのセカイ ← 非日常の世界
(→:侵略)
こんな図式になるのでは、と思ったり。
……なぜか図らずも「世界」と「セカイ」の構図になってしまいました。分かりやすさと共に胡散臭さも倍増した気がします。やっぱりよく分かりません!