『かしまし(1) ガール・ミーツ・ガール』

かしまし 1―ガール・ミーツ・ガール (電撃コミックス)
あー。えーと。とりあえずあかほりさんが絡んだと思われる部分は見なかったことに……だめですかそうですか。あかほりさんの考えた何もかもどうしようもない企画に、漫画を描いてる桂遊生丸さんが奇跡的なバランスで身体性を与えることでなんとか作品として成り立ったというか。メインのキャラは桂さんがうまく肉付けしてくれるからいいんですけれど、パパママとか先生とか性転換の原因になったアレとか、桂さん自身にはほとんど手の加えようのないチョイキャラ連中が物凄く浮いてます。いらないです……。

で、とりあえず一巻を読んでみたんですけれど、主人公のはずむさんがどうしても女の子に思えません。「ヒロインの一人」どころか、本当に「女性キャラクター」としてすら認識できないので困ります。でも他の人の感想を見てみると皆「はずむかわいいよはずむ」とか言ってるので、自分の読み方に何か致命的な誤りがある気がしてきましたよ。彼はむしろショタキャラに見えてしまって、そう考えるならとても可愛いなとは思うんですけれど。あー、あととまりさんはとってもいい子ですね。