『でりつま』

最近流行の言葉を使うなら、これも空気系ということになるんでしょうか。『スミレステッチ』のような過激な乙女パワーが炸裂するようなこともなく、のんびりほんわかした団地妻さんたちの日常が綴られてます。あえて特筆するような点もありませんけど、いつも通りの安定した作風。気が向いたときに数話ずつでも読み返すため、常に手元に置いておいておきた作品です。

それにしても山名さんって、読めば読むほど年代が分かんなくなります。ネタが古いというのもありますし、例によって作品の端々からときどき不思議なおじさんっぽさが漂っている気もします。関係ありませんけどこの記事で桜庭一樹さんの年齢をはじめて知って、意外に意外だなーと思いました。まさかファウスト組の人たちより一回りｍ(検閲されました