「皆殺し編」其の四「交渉」

  • 役所の人も大変ですね
  • 詩音さんがいいヤンキー
  • 亀田くんもうだめ
  • 羽入と会話するとき口動かさない方がいいかと……

 この児童相談所の流れが好きで好きで。今まで殺すとか闇討ちとかそんな方法でしか現実と戦えなかった子供たちが、役所への陳情という地に足の着いたやり方で現実に打ち克っていくこの展開。

 陳情チームにエンジェルモートのウェイトレスさんたちも加わっていたことは原作でも軽く触れられていましたけれど、アニメ版ではオリジナルの台詞などが追加されてより強調されていましたね。盗撮マニア集団で暑苦しくなったところのお口直しということでしょうか……。

 エンジェルモート隊の指揮などに関連して、詩音さんの出番が増えてるのも面白いです。解に入ってからというもの、全体的に彼女に関するオリジナルの追加要素が多い気がします……スタッフに愛されてる? あ、おもらしおんの罪滅ぼしとか……。

 大石さんによる「忠告」はタイミングを入れ替えて早めに登場。ということは、その周辺シーンだった「集会所への直訴」「園崎家からの圧力」あたりが省かれるか大きく簡略化されるかするのかもしれません。

 ここらは原作では後半以上に丁寧に時間をかけて語られた部分なんですけれど、アニメ的な派手さがないのでどうしても省略されがちになってしまうんでしょうね。沙都子ちゃんの問題に関しては、早ければ次回くらいで一気にケリをつけるつもりなのかもしれません。

 沙都子ちゃんが海江田校長に怯えまくりでしたけど、ここ最近校長先生の顔出しが多かったのはこのシーンのための伏線ですか? だとしたらなんと哀れな校長先生涙目。あと手を二本同時に差しのべられたらどっち掴めばいいか分からないと思います!