俺屍Rプレイメモ(9)

9月 相翼院討伐

 熱狂の炎が出たので悪羅大将相手に荒稼ぎした後、最深奥のボス片羽のお業と戦闘。

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 人によっては200ダメージを持っていかれる全体攻撃「芭蕉嵐」が強力でしたが、例によって相手の体力はさほどでもないので、回復しつつ隙を見て攻撃、を繰り返すうちに撃破。これで、大江山以外の各迷宮のボスは全て討伐したことになります。ここまで来れば、次はいよいよ酒呑童子討伐ですね。

 今回は水祭りの巻物を獲得。また、熱狂の炎の時に獲得しまくった石清水ノ槌9個の売却額が、43000両にも達しました。相変わらず槌は換金効率がいいですねえ。

10月 鳥居千万宮討伐

 火ノ泉が引退し、土椛が初陣。おそらく今の面子……火ノ椛、叡蓮、叡鈴、土椛の四人で朱点童子に挑戦することになるでしょう。土椛が足手まといにならぬよう、がしがし鍛えてやらねばなりません。物理防御が未成長な代わりに技の資質が最初から高いので、逆に討伐隊の生命線になってくれる可能性もありますけれど。

11月 大江山討伐

 今月は大江山の最深部直前の領域で敵を倒しまくり、最後の戦勝点稼ぎを行います。かなり体力の衰えてしまった火ノ泉、火ノ源に行ってきますと告げ、いざ出撃。二人の姉の寿命に間に合うよう、早く朱点を討伐して短命の呪いを解かなければ……と火ノ椛の気がはやります。

 ……出撃前によく見たら、火ノ椛以外の三人が誰も中級回復術「お雫」を覚えていなかったので、慌てて水能力増強アイテムを装備。来月には習得できるようステータスを調整しましたが、叡蓮だけは技の水があと一歩届かないようです。各自の習得術には目を通し切れていないのですが、さすがにこの辺りは必須の術、うっかり見落とさなくてよかったです。より習得条件の厳しそうなお地母は、皆ちゃんとちゃんと覚えてるんですけどねえ……。

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 朱点の屋敷の門を守る石猿田衛門に挑戦。この鬼はゲームのOPで初代当主の両親・源太とお輪に退治されていたので、けっこう馴染みがあります。源太・お輪を苦戦させたこの敵も、今の萩谷一族には大した脅威ではなく、殴られる前に殴るの方針で難なく撃退できました。これでいよいよ、残すところは朱点童子のみです。道中、虚空坊岩鼻の解放に成功。

12月 大江山討伐

 火ノ泉と火ノ源は、まだ何とか持ちこたえています。あと少しで妹たちが朱点童子の呪いを解いてくれる……という希望が、彼女らの命をぎりぎりのところで繋ぎとめているのかもしれません。

 道中で牛頭丸の巻物を獲得しつつ、討伐隊一行は遂に因縁の朱点童子とまみえます。

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 購入可能な最上級の装備で防御を固めてきた甲斐あって、通常攻撃を受けても大したダメージにはなりません。それでも「尻で圧殺」はダメージ200を越える一列攻撃。気を抜くとあっという間に倒れそうになるので、やはり防戦主体となり、なかなか殴る余裕がありません。

 由良英丸を持った叡鈴に攻撃力増大術の萌子を2回かけ、他の面子は補助&回復という布陣。ひたすら回復と防御増加術をかけ、隙を見て殴るということを繰り返すうち、遂に朱点童子に膝をつかせることができました。ところが……。

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 まあよくある話、さっきまで戦っていた朱点童子は噛ませ犬だった……と判明。朱点の皮を破って現れた真の敵は、言いたいことを言うだけ言って、萩谷家の大義を散々にぐらつかせてからどこかに姿を消しました。後に残されたのは、唖然として佇む萩谷一族。朱点童子を倒すことで呪いを打ち破り、人並みの生を取り戻す、その悲願がようやく叶ったと思ったのに……。短命の呪いを解くことで二人の姉を死の淵から救い出せる、と信じていた火ノ椛の落胆は、とりわけ言葉にもできないものでした。


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 朗報を持ち帰れなかった火ノ椛の前で、二人の姉は決して落胆した顔を見せませんでした。火ノ泉は、この最後の時間をただ三人で過ごせればそれでいい、と微笑みました。火ノ源は、むしろ吹っ切れたように大笑いし、火ノ椛を叱咤しました。呪われた戦いの日々が終わらないのなら、それが本来の自分の生だと思っていっそ楽しめと言わんばかりに。

 昨年の春に並んで生まれた双子の姉妹は、やはり並んでその生涯を終えました。静かで殺伐とした萩谷家に賑やかさをもたらしてくれたこの双子は、当時の家族にとってとても大きな存在だったと思います。お守り役だった蛍輔や火ノ明、英車丸の頭には、彼女らが生きているうちに必ずや朱点を打倒し、短命の呪いを解いてみせるという目標があったことでしょう。その思いが叶わなかったことが、ただ無念です。

1024年(7年目)1月 交神

 昨月の朱点童子討伐に、全く意味がなかったわけではありませんでした。朱点が封印していた21柱にのぼる神様が解放され、天界に戻ったとのことです。


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 萩谷家の落胆も露知らずなのか、神経を逆撫でするような呑気な感謝状を贈ってくる天界の神々。一族の命懸けの戦いがいいように利用されているようで、不快感を顔に出さないのがやっとの火ノ椛でした。


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 同時に京の周辺で異変が起き、一挙に三つの迷宮が出現したとのこと。何もかもが、振り出しに戻された感です。はっきりしているのは、萩谷一族にはこれからも今まで通り戦いの日々が続くということ。そこまで考えて、火ノ椛もようやく気を取り直しました。そう、今まで通りのことをすればいいのです。もしも先月の討伐で朱点童子に敵わず、討伐隊が敗走していたら……当主火ノ椛の頭の中には、もちろんそんな想定もありました。その想定に少し修正を加え、実行する。結局はそれだけのことなのです。

 結局自分の代で一族の呪いを解くことは叶わなかったか、という諦めを胸に秘めながら、後継者を残すための交神に赴く火ノ椛。幸い、昨年末の戦いと天界からのご祝儀で、奉納点だけは36000点と今までにないほど溜まっています。ひとまず奉納点11000の鎮守ノ福郎太をお相手に選択。萩谷家には少ない風の血ですね。

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 なんかいい感じのことを言ってくれていますが、天界への不信が募っている火ノ椛はフーンという反応。男運に恵まれない子なのかもしれません。