俺屍Rプレイメモ(11)

11月 交神

 前当主の長男土椛が十代目萩谷烏兎を襲名。祝いついでに、弟・風椛の交神を行います。風椛は一族最高の資質持ち。比較的資質バランスのいい万珠院紅子(奉納点12882)にお相手してもらいましょう。

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 せっかくハンサムなうちのエース候補なのに、やや舐められ気味……。

12月 相翼院討伐

 大江山は封鎖されてしまったので、11月・12月も特に何もありません。ごく普通に討伐です。かなり溜まっていた奉納点のストックが切れてしまったので、そろそろ本腰を入れて稼ぎに入らなければなりません。

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 前回来た時日和ったボス。4体もいるので及び腰になってしまいますが、大した攻撃はしてこないので薙刀や砲撃等の範囲攻撃で適当に撃破。奥の館に入る際、黄川人がここのボスのお業と何か因縁のあるようなことを言っていましたが、さて。

 叡蓮・叡鈴兄弟のカタキである飛空大将の「雷電」は、全体に100以上のダメージを与えてくる厄介な術。技の低い風椛にいたってはダメージが170を超えるので、うっかり2回発も食らえば死の危険すらあります。とはいえ、この戦勝点帯の敵と戦い続けなければ、今後交神する神様のランクを下げざるをえない事態に陥ります。なんだかぎりぎりのところで踏ん張ってる感じですねえ。

 さすがに後半ダンジョンなだけあって、宝箱の中身はふるっています。ざっと5万両を確保し、矛折りの巻物も獲得しました。

1025年(8年目)1月 忘我流水道討伐

 萩谷一族の投資が実り、京の雪祭りが復活したとやら。今度は変なのじゃなくてよかった……?

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 風椛と万珠院紅子の息子がやってきました。

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 あらイケメン。親子でイケメンなんて羨ましい限りです。やや無愛想な父に対して、息子の方はいつも静かに甘い笑みを浮かべているタイプ。しかもお裁縫が得意ときたもので、人間と結婚できればいいパパになれただろうに……と悔やまれます。父の名と、曼珠沙華に縁のある母にちなんで、沙華風と名付けましょう。さかかぜと読ませます。どどど、DQNネームちゃうわ!

 えーと、体の資質がやや低い代わりに心技が充実しているので、萩谷家には久々の弓使いを任せてみましょう。


 今月は当主土椛が沙華風の指導につき、風椛を隊長とする残り三人で討伐。目的地は忘我流水道。気持ち慎重に進みましょう。

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 出てくるのが河童など最弱クラスの敵だったので油断していたのですが、寝太郎で全員が眠らされるというまさかの大ポカ。このゲームの眠りはダメージを受けても眠りから覚めない上、自然回復まで数ターンを要します。なんとか竜紅葉が目覚めて反撃するも、ちまちまとタコ殴りにされた蓮鈴が深手を……。

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 ああ、朱点討伐以降、何人目の戦死者でしょう。二代目当主蛍英から続いた本家筋の血は、まるで朱点の呪いを受けたかのように、叡蓮、叡鈴、蓮鈴とことごとく絶えました……。蓮鈴は自分の資質が本家の家宝由良英丸を継ぐに相応しくないことを悔しがっており、いつか自分の子が本家に由良英丸を取り戻すことを願っていました。今月でようやく元服となり、早く交神させてくれと土椛に訴えていたのに……。

 命の恩人の忘れ形見である蓮鈴を守れなかった土椛は、もはや自暴自棄寸前の有り様です。娘の竜紅葉にとっても、蓮鈴は異父兄。まだ打ち解けきってもいないのに、この別れは悲しすぎるものでした。皮肉なことに、今回の討伐で得られた戦果は「寝太郎」の巻物。戦のためとはいえ、なかなか巻物に目を通す気になれない土椛たちです。

2月 親王鎮魂墓討伐

 ぐ、ぐぬぬ……。そろそろ新しい子を産まなければいけないのですが、現在ストックしている奉納点は4500。ここ最近生んできた子の親はだいたい1万点強の奉納点だったのですが、次からはランクを下げざるをえなさそうです。交わる神のランクを下げると、討伐隊の戦力不足でますます獲得奉納点が減ってしまう悪循環……。うーん、なんだかジリ貧の展開です。下手なやり方をしていると、どんどん一族が弱くなっていく展開すらありえそう。とにかくレベルを上げればなんとかなったDQとかとは違いますねえ。

 当主土椛は屋敷で沙華風の指導を行いたかったのですが、さすがに風椛と竜紅葉の二人だけを討伐に行かせるわけにもいきません。沙華風には自習してもらうことにし、土椛は再び前線に戻ります。

 親王鎮魂墓の敵は戦勝点とリスクのバランスがほどほどなので、そこそこ着実に稼ぐことができました。3000奉納点を獲得し、7600点に。

3月 交神

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 まだ奉納点は十分とは言えませんが、あまり高望みして討伐隊の戦力バランスが崩れるのもよくないので、ここで風椛の交神を執り行います。単純な能力バランスを鑑み、曾祖母にあたる陽炎ノ由良(奉納点6310)にお相手をお願いします。「男の子なら、もう少しがんばんなさい」と、祖先全明と同じことを言われる風椛……。

4月 親王鎮魂墓

 当主土椛の体長にやや翳りが見え始めました。とはいえ戦力不足の甚だしい萩谷家、漢方薬を呑んで無理をしてでも戦場に立つ土椛です。初陣となる沙華風が攻撃の的となるリスクを少しでも下げたい、という思いもありました。ところが、回復する間もなく2回連続で全体攻撃を食らうという酷い目に遭い、沙華風はあっさり昏倒。なんとか一命は取り留めたものの、ほんとここ1年と少しの間に何人倒れたら気が済むのという感じです。(プレイヤーが悪い)

5月 親王鎮魂墓

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 風椛と陽炎ノ由良の娘が到着。お名前は由良風。イツ花いわく、すごく優しそうなお子さんとのこと。誰彼かまわず膝の上に寝かせては、血が出るまで耳掃除してあげるのが趣味なんだとか。体の資質がやや低めですが、心は悪くありません。だけどやっぱり後衛向きかな……ということで大筒士を任せます。沙華風と二人で、萩谷一族の後衛を守ってください。その沙華風は先月負傷して暇を持てあましているので、妹の指導を任せることにしましょう。

 当主土椛は今月も漢方でドーピング。来月は沙華風が討伐隊に戻ってこれるでしょうから、それまでなんとか踏ん張ります。墓の奥まで進むと一戦闘の戦勝点が100弱から200後半台に跳ね上がるのですが、そのぶんリスクも高いので控えめに。悪羅大将相手にびしばし戦っていた朱点討伐前ほどではないですが、このペースで戦い続ければ現状維持程度の奉納点は確保できるでしょうか。

 しかし、薬で無理やり身体を立たせていた土椛にここで限界が来ました。帰還後床に伏せた土椛は二度と起き出すことなく、静かに永眠。1歳9ヶ月でした。

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 若くして朱点童子討伐隊のしんがりを務め、言われるがままにその重責を果たした彼。けれどその栄光は、彼の理不尽な運命に彩りを添える皮肉に過ぎませんでした。朱点後に現れた鬼たちとの戦いは、大江山など前座に過ぎなかったのではないかと思うほどに苛烈を極めます。小鬼のたむろする稼ぎ場から一転、恐ろしい魔窟と化した鳥居千万宮にて、彼の所属する討伐隊は絶体絶命の危機に陥りました。土椛にとって兄貴分だった本家の兄弟、叡蓮と叡鈴は、彼を逃すための盾となって討ち死に。彼だけが、命を奪われることなく京の都に帰り着きました。

 二人の命と引き替えに一人生き残った土椛は、やがて母の跡を継いで当主となり、亡き叡蓮の忘れ形見である蓮鈴を預かります。蓮鈴を立派な戦士に育て上げ、ゆくゆくは本家の嫡子として萩谷家当主に就いてもらう……それこそが、死んだ二人に報いるための彼の当面の目標でした。けれど、悲劇は彼に追い打ちをかけます。忘我流水道で眠りの術に襲われた土椛が意識を取り戻して最初に見たのは、蓮鈴の無残な姿でした。その後の彼の人生は、自身の無力と罪の意識に悶え続けるものだったかもしれません。彼が自らの命を酷使して、死の直前まで戦場に立ち続けたのは、その懊悩から逃れるためだったように思えます。

6月 白骨城討伐

 事前の取り決めにより、土椛の娘、竜紅葉が第十一代萩谷烏兎を襲名しました。血筋よりも経験を重視して弟の風椛が継いでは、という話もありましたが、風椛は術に対する防御が弱いところがあるため、風椛自らが不測の事態を恐れて辞退したということです。

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 強くなった恨み足と再戦。……ギャー! 戦闘開始直後、後列の沙華風が二回連続攻撃を食らっていきなり昏倒! 残りの二人でさほど苦戦せず倒せましたが、なんか鬼の悪意を感じます……。沙華風はそこそこ成長したのに体力がいまだ300あたりのところをうろついているので、今後のことがかなーり不安。資質は悪くないんですけど、初陣の月に出撃させなかったのがよくなかったのかもしれません。

7月 白骨城討伐

 またまた負傷してしまった沙華風、治療中に今度は流行病にかかってしまいました……。なんかすごい病弱キャラですね、この子。前衛職につけなくて正解だったかも……。

 今月は妹・由良風の初陣。兄同様体力がなかなか伸びません……。うっかり前列に出したところで輪ノ火なんか食らうとすぐ体力の半分持ってかれるので、欲を張らずに後列維持です。無理して前に出て大筒を全体にぶっぱなしたところで、一撃で倒せるわけではありませんしね。

8月 選考試合

 沙華風は病から回復。ようやく家族揃って討伐隊を組むことができます。

 今回の選考試合は首尾よく進みました。初戦、戦士4人のチームが固くてかなり手強かったのですが、あとは薙刀でばさばさ薙いでるだけで勝利。昨年から続いて二回連続で初戦が強い相手でしたが、ハズレを引いただけだったのかも。

9月 交神

 多少慎重に動くようになった甲斐あって、気がつけば奉納点が1万3000点でまで溜まっていました。由良風が生まれてから間も開いているし、今月は当主竜紅葉の交神月としましょう。朱点討伐前のような大盤振る舞いはできませんが、しっかりした神様を選びたいものです。低すぎる資質をあまり持たない、虚空坊岩鼻(奉納点7230)をお相手に選びます。

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 ……。

10月 相翼院討伐

 ぎゃ、ぎゃー! 中ボス「歓喜の舞」、以前はさくっと倒せたので油断していたのですが、今回は全体攻撃「華厳」を200〜300のダメージ。体力300程度しかなかった子供二人が即昏倒してしまいました。残った風椛と竜紅葉でなんとか撃破しましたが、ちょっとこれはきつすぎるでしょう……。

 本ッ当に運のいいことに、沙華風と由良風はともに一命を取り留めました。もしも子供たちの命が危ないようなら、自らの命を差し出して反魂の儀を執り行う意思すらあった風椛です。本当に、二人とも無事でよかったです……。それにしても沙華風、今までに3回も死にかけて、その度に全快しています。不幸なのか幸運なのか……。

 今回の討伐では「魂寄せ」「白鏡」の巻物を獲得。奉納点は1500点ほど稼ぎ、現在7670点。