俺屍Rプレイメモ(17)

1230年(13年目) 1月 紅蓮の祠討伐

 自習期間の指導をうっかり忘れられたり、装備忘れられて死にかけたりで、あんまりにも扱いの酷い柊。人間不信で根暗になるのも頷けます。ぐれて家出をしないだけ、まだましなのかも……。

 そんな中、金翔天竜馬の元から彼岸花の三女がやって来ました。かわいい妹ができて、柊も多少は気持ちが上向いた模様。自分の時と扱いが違う……? とまたまた不信があたまをもたげそうになりますが、そこはまあ気づかないフリで。またプロフィール撮り忘れたので、年譜でご勘弁。

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 んー、ところでこの親神様の由来ってよくわかんないですね……。ちょっと調べてみましたが、え、麒麟? なるほど。言われてみたらそんな感じのビジュアルです。麒麟由来の植物というとあまり思いつきませんが、ハナキリンというそのまんまの花があるらしいので花麒麟と名付けます。エセ唐名っぽく、かきりん、と読ませましょう。楊令伝に出てくる花飛麟と一文字違いですねー(しらんがな)。資質は高安定で、最も欲しかった体の火、技の土も標準以上。大筒士になってもらって問題ないでしょう。それにしてもイツ花が苦手、てどういうこと……。あのテンションについてけないのでしょうか。


 さて、いつまでも彼岸花に頼るわけにもいかないので、愛沙、小竜、笹丸、柊の四人で討伐隊を組みます。攻撃の要は小竜の薙刀。攻撃力は450しかありませんが、技の水が既に800を越えているため、属性ボーナスによる大ダメージが期待できます。大将級の敵以外はだいたい一撃。それでも大筒士がいないと後列に攻撃できず獲得戦勝点は割引かれますし、今回は戦勝点3倍も出なかったので、成果はいまいち。

  • 奉納点 45144→52747(+7600)


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 さっきの年譜でも見えてましたが、当主彼岸花の兄、天ノ風が死去。体力の低さに最後まで悩まされはしましたが、技の火の強力さはそれを補って余りありました。火属性の拳が連続で入ればどんな大将も瞬殺でしたし、全体攻撃術を使えば彼岸花の大筒で弱った敵に確実なトドメを刺してくれました。対ボス戦で攻撃の中心となっていたのも常に彼。自分は仲間のお荷物になっているのではないか、といつも心配していましたが、彼岸花などは彼の火力を頼みとして討伐計画を練っていたくらいなのです。天ノ風の戦い方は、今後も萩谷家の拳法家の見本となるでしょう。

 ……イツ花とは、なんかあったんでしょうか。へこみがちだった天ノ風を、イツ花がいつもうまいこと宥めていた、とかそういう話があったのかもしれません。

2月 紅蓮の祠討伐

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 この面子での討伐も軌道に乗ってきました。彼岸花がいた頃と変わらない奉納点を獲得。彼岸花の長女で壊し屋の笹丸がなかなかいい感じに育ってくれて、持ち前の敏捷の高さで「攻撃を外しにくい壊し屋」として大将潰しに活躍してくれています。

  • 奉納点 52747→65273(+12600)

3月 紅蓮の祠討伐

 最年長の愛沙が抜け、彼岸花の三女花麒麟が初陣。期待の大筒士です。彼女がある程度育ったら、外回りの討伐にも出向いてみるつもりです。

  • 奉納点 65273→79435(+14100)

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 今回のラストバトル成果。紅こべ大将が二回の「吸収」でかなり強化され、一撃200くらいダメージ受けるようになったので危ないと思い撃破。まあ、こんなものでしょう。ついでに小竜が奥義を創作してくれました。

4月 交神

 分家の薙刀士、小竜の交神です。薙刀士を継がせる予定。男の子なら火属性、女の子なら水属性の薙刀を持たせることになるので、どちらが生まれても問題ないよう両方の資質が高い神様を選びましょう。月光天ヨミ(28785点)などよさそうです。

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  • 奉納点 65273→50650(-28785)

5月 忘我流水道討伐

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 技の水がやたら高いのがうちの一族の伝統になりつつあります。既に全員が600超え。これだけ水に強いなら、水攻撃してくる敵と積極的に戦わなきゃ損! というわけで、久しぶりに忘我流水道に向かうことに。

 が、ここで思わぬ事故。回復が間に合わず、最若年の花麒麟が真名姫に流されてしまいました。どうも討伐中一回倒れて健康度が0になったら、あとは何をしても月末の死亡率に影響はないっぽい(?) ので、討伐は継続しますが……。

 迷宮奥のおどろ大将は一撃で100〜200程度のダメージを与えてきますが、体力が最低でも500を超えている今の討伐隊にとっては過ぎた脅威ではありません。時々ひやりとすることがありつつも、まともに戦うことが出来るようになっていました。以前来た時より、討伐隊は確実に強くなっています。

  • 奉納点 50650→57391(+6700)


 京への帰還後、真名姫に流された際に花麒麟の受けた傷が悪化。母である彼岸花は自らの命を捧げて反魂の儀を執り行おうとしますが、当主である身を顧みられよ、と分家の愛沙や小竜に引き止められます。

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 治療の甲斐もなく、花麒麟は息絶えました。当主彼岸花による直々の指導と二つの奥義の伝授を受け、萩谷家の攻撃の要となることを期待されていた花麒麟。その希望は泡と消え、後にはただ自失する母や姉たちの姿だけが残りました。

 あの時、真名姫の術を受けたのは笹丸と花麒麟の二人。次に手番の巡ってきた笹丸は自身を回復したのですが、直後に再度真名姫の術が行使され、回復の機のなかった花麒麟はなす統べなく流されました。自身のことなど省みず、まずは若い花麒麟を癒すべきだった……と後悔する笹丸。もはや過ぎたことであり、どうすることも出来ないからこそ、ますます悔恨の募る笹丸でした。

6月 紅蓮の祠討伐

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 イツ花の進言により、花麒麟氏神として奉ることに。大筒士としては理想的な資質の形なので、割安の奉納点で彼女の才能を一族に蘇らせることができそうです。もはや人でなくなるとはいえ、こういう形で花麒麟が生き続けてくれることは、彼岸花や娘たちにとって救いになったようでした。


 小竜の息子が月光天ヨミの元からやってきました。久しぶりの男の子です。完全な女性一家なので、頭が上がらずいいように猫かわいがりされてる模様。例によって年譜……。

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 親の期待は外れ、水の資質は高くとも男児ゆえ水属性薙刀が持てず、火の資質が低いため火属性薙刀も持ちづらい、というなんとも扱いづらい性能になってしまいました。ままならんもんですねー。ならば、と、水属性武器のある弓使いになってもらうことにします。それを踏まえ、小竜月と命名。小竜と月光天の息子だから、というのもありますが、小竜の叔父で弓使いだった竜月に敬意を表するという意味も含みます。


 夭逝した花麒麟の代わりに、引退していた愛沙が再び討伐隊に戻ります。こんな形での復帰などしたくなかった愛沙ですが、反魂の儀を強行しようとする彼岸花を押しとどめたのは彼女と小竜。その責任を感じていることもあり、やる瀬ない顔をしています。

 今回はいつもの紅こべ大将だけでなく、その奥の天魔大将も狩ってみました。全体攻撃術を連続で撃たれでもしない限り、なんとでも相手にできる程度の強さ。稼ぎ率的には、素直に象花火を狩っていた方が割がいい気がするのは悲しいところですね。

  • 奉納点 57391→68202(+10800)

7月 交神

 小竜が、月光天ヨミ(31671点)と再度の交神。今度こそ彼女の薙刀を継ぐ子が欲しい、との思いです。大筒士の花麒麟が亡くなってしまったため、彼女が引退すると討伐隊の範囲攻撃を担える者がいなくなってしまうこともあり、新手の薙刀士の育成はますますの急務。いい子が生まれてくれればいいのですが。

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 カタブツキャラですが、二度目ということでやや気安くなった感じ?

  • 奉納点 68202→36531(-31671)


 花麒麟が死んでからめっきり弱ってしまった彼岸花が、この月危篤に陥りました。彼岸花は次期党首に次女の柊を指名。幼い頃、指導を忘れたり装備を与え忘れたりのどたばたで母親に微妙な不信感を抱いていた柊でしたが、今回のことでその思いも払拭できたかもしれません。

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 萩谷家史上最高の資質を持つ鬼子として、しっぽのオプションまで付いて生まれてきた彼岸花。父葉ノ風の跡を継いだ大筒で数多の鬼を撃ち倒し、象花火狩りで萩谷家をまた一段先へと進めた当主でした。けれど当人としては、娘を死なせた不出来な当主という認識が全てだったかもしれません。現実的な問題としても、自分の目が黒いうちに花麒麟の抜けた穴を埋める目処を立てられないのが悔いだったようです。氏神には奉らないでくれ、という最後の希望は、もしかすると天の花麒麟に合わせる顔を持たないと感じていたからだったのかもしれません。

8月 選考試合

 第十五代萩谷烏兎としての柊の初仕事は京の選考試合。今までは奉納点の余裕がなくて、試合に出るくらいならもっといい稼ぎ場で戦っていましたが、最近ちょっと潤ってきたので久しぶりの参加です。初陣の小竜月が入り、愛沙は改めて引退。全て一本勝ちで、さくっと優勝。

  • 奉納点 36531→38500くらい(+2000くらい)


 賞品として祝いの鈴や養老水をもらいましたが、それにしても割に合わないですねえ。たまにはもっと凄いレアアイテムがもらえたりするのかしら。

9月 紅蓮の祠討伐

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 小竜と月光天ヨミの二人目の子が到着。今度は女の子です。仮に、とか言って状況を場合分けしたがる理屈くさい子。ちょーっと写真撮るタイミングをミスって低い資質に見えますが、実際はかなり高性能です。水の資質も高いので、安心して薙刀を任せましょう。

 ちょうど生まれる時に月蝕が起きていたので、月を食う竜、蝕竜と命名。不吉じゃね? とか、そもそも父親の月光天に不敬じゃね? という心配も出ましたが、鬼子の一族萩谷家に今更不吉も不敬もありません。当の月光天は父を喰らうとは不遜でよろしいと余裕な感じでしたし、母の小竜も涼しい顔。よかよか。

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 今月も紅蓮の祠。鳴神小太郎を解放……できたのはいいのですが、戦闘の際、花乱火を喰らった全快状態の小竜月が480ダメージを食らって一撃昏倒。あまり効果はないとしても、しっかり火祭りをかけておかなかったことを悔やむ柊でした。

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 そして今回の失敗は、小竜月の負傷だけに終わりませんでした。もはや狩りの対象でしかないと思っていた雑魚鬼が、突然「変身」を行使して巨大化。「鳳招来」により600オーバーの全体攻撃を食らい、討伐隊は見事に壊滅しました。結果、今回の討伐で深手を負わなかったのは当主である柊のみ。討伐隊は、ほとんど潰走の態で京に逃げ帰りました。

  • 奉納点 38500→48055くらい(+9500くらい)

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 小竜と小竜月の母子が、今回の討伐で戦死しました。小竜の従姉にあたる愛沙も、ほとんど時を同じくして寿命により死去。後に残ったのは、一人だけ深手を負わずに敗走してきた当主柊と、半死半生ながら命を拾った姉の笹丸、母と兄を一挙に亡くした幼な子蝕竜、のわずか三人。

 柊は、当主である自分だけがのうのうと無傷で逃げ帰ったことを恥じ、しばらくは家族と顔を合わせることすらできませんでした。笹丸は、妹の花麒麟を失った時に次いでまた自分ばかり生き残ってしまったことを、やはり恥じているようです。蝕竜はあまりのことに悲しみさえ分からず、ただ必死に今の現実を見つめようとしています。来月は小竜から薙刀の奥義を伝授される予定でしたが、それも叶わぬ夢となりました。小竜月の最期の言葉なども、きっと理屈くさい彼女に向けたものだったのでしょう。

 今の三人には肩を寄せ合って悲しむ余裕すらなく、各々がただ静かに自らの内に沈んでいます。今を戦え、という愛沙の遺言が彼女らの心に届くには、まだ時間を要するようでした。

10月 交神

 沈みきっている萩谷家ですが、いつまでもここで呆けているわけにはいきません。いちばん立ち直るのが早かったのは、母兄を失った当人の蝕竜でした。やかましく理屈をこねて、弱音を吐く当主や笹丸を叱咤叱咤。今はとにかく人手がいるのだから、と柊の交神に漕ぎ着けました。ストックできている奉納点は48000。多少余裕のある時だったのが救いと言えば救いです。お相手は、土の技の高い木霊ノ寝太郎。えらい淡泊な感じが、今の柊には合っているかもしれません、

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  • 奉納点 48055→25000くらい(-23000くらい)

11月 紅蓮の祠討伐

 初陣の蝕竜を連れ、柊、笹丸の三人での討伐。成長しきっていない三人での戦いにはやはり厳しいものがあり、成果は全盛期の半分ほど。ここから少しずつ力を取り戻していかなければなりません。

  • 奉納点 25000→31647(+6500くらい)

12月 交神

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 柊と木霊ノ寝太郎の娘がやってきました。父にあやかり、こだまと名付けましょう。イツ花いわく、煮魚以外は何でも食べるそうです。煮魚は食べられないというのは、むしろ好き嫌い激しい方な気が……。イツ花と分担して家事をやろうとするような子で、来世は料理人というのもその辺りから来ているのでしょう。

 総合的な資質は低めですが、技の土が高く攻撃力も低すぎないため、大筒士になる条件は満たしています。妹の花麒麟が持つはずだった大筒ツブテ吐きを、娘のこだまに渡す柊。こだまが大筒士としてしっかり育てば、笹丸や柊の肩の荷も少しはおりてくれるでしょうか。


 笹丸がそろそろ引退近いので、今月も柊の交神を行います。厳しい奉納点の中で当面の戦力を確保するため、最低限必要な体力を有しつつランク低めの神様、石猿田衛門(10166点)を選択。この時点で生まれた子に交神はさせないと決定しているようなものであり、心苦しさが募る柊です。

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 やかましいわ。

  • 奉納点 31647→21481(-10166)