『劇場版 少女⭐︎歌劇 レヴュースタァライト』

 復習なしのまま勢いで映画館に突っ込んだのですが、導入終わる頃には全員のことすっかり思い出してました。総集編のほうは見逃してたので、Amazon Prineあたりで見直さないとですね。

 TVシリーズは再演周りで何が起こってるのかとかある程度設定的な理解が必要だったと思うのですが、今回のレヴューはそのまんまの心象風景として見ても支障がないものだったので、筋書きに悩まされることなく映像と音楽に集中できたのが良かったです。レヴューパートの凄さには付け加える言葉もなくて、こんなシンプルなお話にこれだけ自由な表現を乗せることができるのかとひっくり返りましたね。筋がシンプルだからこそ、細部を見ていくと無限に気づくところがありそうなんですが、初見ではただただ圧倒されながらラストまで運ばれてしまったので、これから何度も見直したい気持ちです。Blu-ray……買うかも……。

 レヴューを現実には起こっていない幻想パートとか考える必要は特にないと思うんですが、それはそれとして日常世界でもああいうぶつかり合いは起こっているはずなので、「どういうシチュエーションでどういうやり取りが交わされたのか?」を考えるのも楽しいです。皆殺しのレヴューとかも、新国立第一歌劇団の見学に向かうまさにあの列車の中であれに相当する会話があったと思うので……。