『サイコロジカル 曳かれ者の小唄』西尾維新

サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 (講談社ノベルス)
人間の屑ばんざい!
もう素晴らしい屑人間っぷりです主人公。実に屑です。生きてても害悪撒き散らすだけです。死んだ方がましですね。こいつどうしてまだ生きてるんでしょうか。もうこれは今すぐ殺した方がいいですよ。死んじゃえ。みたいな。そして主人公自身もかなり深いレベルで自分自身の屑っぷりを自覚しているあたり、本当に悲痛で痛切です。耐えられません。でもそういう中で主人公の哀川潤さんに対する感情だけは妙に素直で、実に素敵な感じです。(それでも戯言は戯言なので、まともに見れば十分ひねくれてるんですけど)
……かなりの勢いで主人公を誉めたつもりだったんですけど、読めば読むほどけなしてるようにしか見えませんね。「駄目人間・屑人間」についても、そのうち一度スペースを取ってちゃんと書いてみようかと思います。