「皆殺し編」其の弐「運命の変え方」

  • ターターリージャー
  • たかのん狂喜乱舞
  • はにゅー飛んだ! 
  • あかさか! あかさか! 温泉! 温泉!

 賑やかでよいことです。そろそろうみねこ以外のものにも目を向けようと思ってまず見たのがひぐらしだったというアレっぷり。どんだけー。ちなみに一週遅れ。

 いきなりおはぎ。**の記憶を持っているということが改めて強調されてましたけど、「圭一がおはぎの恐怖を乗り越えた」ニュアンスまでは表現できていなかったのは残念。魅音さんに咎められ、怯えつつ仕方なく口にしたような印象が残ってしまいました。

 レナさんと魅音さんの相談内容の回想はほぼアニメオリジナルですね。ゲームではあっさり流されたシーンですけど、レナさんにしてみればやはり天地がひっくり返る一大事だったのでしょう。「仲間との相談」が大事であるという作品のテーマを強調するいいシーンでした。

 直後、詩音さんの過去の記憶を魅音さんや沙都子ちゃんが強く否定するのもオリジナルの展開です。詩音さんと沙都子ちゃんの仲が強調されていていい感じ。原作では詩音さんと沙都子ちゃんの和解後の絡みが少なめでしたけど、アニメ版では上手く補完してくれてますね。

 大石さんとの和解は原作では麻雀のイカサマ技を皆で練習する*1というものでしたけど、アニメでは込み入った説明の要らないチンチロリンに変更されていました。「厄醒し編」で魅音さんと大石さんの不仲を強調していたので、今回の関係改善の主役に彼女を持ってきた*2のは上手かったですね。大石さんに顔を赤らめる魅音さんなんて金輪際見られませんよ!

 総じてオリジナル演出の多い回でした。作画や動きの面での派手な演出はありませんけど、堅実な脚本が地味に効いてきている感じです。この調子が続けば後々の展開にも期待していいのかも……。

 でも梨花ちゃん護衛隊の仕事が相変わらずザル過ぎます! ワゴン車近い! 徐行でぴったり背後にくっついて後を尾けるなんて明らかに怪しいです! ま、まあこれも祭囃し編であっさりアレしても違和感を持たせないための伏線と思えば……うごごご!

*1:改めて文章にすると無茶苦茶ですね。どんだけー。

*2:原作だとトラップワーカーの沙都子ちゃんを中心としつつ部活メンバー全員で和気藹々という感じでした。