Civメモ 国王(4)

 あらすじ:仏教創始して礼拝堂を建てた魔界は宗教ビジネスでがっぽがっぽ儲けてうはうはだったが、隣国のチンギス・ハンが怖いので国家の誇りを捨てて土下座外交するのだった

チンギス改宗

 ターン94、AD620。う、うーん。事態が悪い方に動いてしまいました。好戦的指導者のチンギス・ハンが、何を思ったか仏教からヒンズー教に改宗。このため、仏教国である魔界との友好度は大きく下がってしまいました。こうなるといつ攻め込まれてもおかしくないので、ますます早急に軍備を整える必要があります。ちなみに彼我の軍事力の差はこんな感じ。

 上がモンゴル、下が魔界。圧倒的じゃないか我が軍(の脆弱さ)は。とりあえず「封建制」の獲得を目指して技術開発を進め、これで解禁される防御特化の軍事ユニット「長弓兵」を防衛に回していく予定。

ミケーネ危機一髪

 同年、ちょっと面倒くさい事態が。首都魔王城の南には砂漠があり、どうにも入植しづらかったので隙間を空けていたところ、蛮族都市のミケーネが発生していました。蛮族都市なんていつでも陥とせるのでまあいいやと思っていたのですが、これがどうも甘い考えだったようで。のんびりしている間に、南東からやって来たエチオピアの剣士2体が、ミケーネに攻撃を始めたのです。

 黒いのが蛮族都市、右下から来ているユニットがエチオピア剣士。蛮族都市には弓兵が1体残っているだけなので、これを放置すると次のターンにはミケーネがエチオピアに占領されてしまうでしょう。魔界の領土に食い込むように別の国が割り込んでくることになるので、これは何とか阻止したいところ。幸い近くに弓騎兵がいたので、エチオピアの一瞬の隙に乗じてミケーネに突っ込ませます。勝率は75%ですが……なんとか勝利。エチオピアより先にミケーネを占領し、支配権を得ることに成功しました。立地条件が微妙だったのでそのまま焼き払っちゃいましたが、また割り込まれたりしないためにも入植を急ぐとしましょう。(危機一髪って思いっきり焼き払っとるがな)

黄金時代

 さらに同年、首都魔王城に第2の偉人誕生のお知らせが舞い込みました。現在、魔界はちょうど「法律」の研究を終え、「官吏」の研究が可能になったところ。このタイミングで大科学者をゲットできれば、本来高コストの「官吏」を一気に開発することが出来ます。

 ところが、実際に生まれてきたのは大予言者ナナク。あー……。大予言者は宗教創始国で礼拝堂を建てる時こそ大事なのですが、それ以降は使い道のない役立たずに成り下がります。大預言者ポイントを少しずつ産出し続けるという仏教礼拝堂の効果は仕方ないですが、今回は科学者の雇用するこ自体をうっかり忘れてしまっていたので、明らかに自責ミスですね。いちおう、偉人は黄金期の発動要因になれるという能力もあるので、今回はこっちを使っておきましょう。6ターンの間、魔界の経済力や生産力が増加します。