『極上生徒会』#1

あ、面白い面白い。久しぶりに頭使わずに楽しめる作品で、あれこれと理屈をつけずとても素直に見れてしまいました。男性のメインキャラクターが一人もいないせいだと思うんですけど、キャラクターにぜんぜん嫌味のないところが素敵です。いわゆる萌えアニメに分類されちゃうのかもしれませんけど、大きい男の子向けの媚びが少なくとも表面上ぜんぜん感じられないところが非常に好印象。極上生徒会という設定は無茶なのに、中の人はそれなりに(それなりに)まともなのも、落差があって面白いですね。
文字を使った効果は見ていて楽しいですけど、一発ネタのようなところもあってこれだけで最後まで持たせるのは難しそう。使い方を捻るとかして、いろいろ変なことを試していって欲しいです。あと腹話術がおいしすぎます。(ある程度「寒いもの」と周囲の人から認識されているあたりも)

コンセプトは明るい学園コメディ
美少女モノじゃない、萌え要素もないかもしれない、普通の「少女モノ」

キーワードページより。なるほど、これは萌えですらないのですね。道理でぜんぜん嫌らしさがないわけです。素晴らしい! 合宿で温泉に行くけどバスシーンなし、とかやってくれたら全力で拍手します。