2007-01-11から1日間の記事一覧

『匣の中の失楽』

ミステリー四大奇書の一冊とやら。推理小説を愛する十人の若者と、そのメンバーの一人が書きはじめた実名推理小説。そこに起こった殺人事件を中心として、現実と創作物が交錯していく様を描いた長編です。奇数章と偶数章で虚と実が入れ替わるという(でもどち…