『恋におちた悪魔 世界の終わりの魔法使いII』がしっくりきました!

恋におちた悪魔----世界の終わりの魔法使いII (九龍コミックス)

わあああああ。面白かったです。一巻のときはサリンジャーさんの著作を読んだときと同じような「よく分からない」という感想だったんですけれど、これは大変しっくりきました。

表面上は、SFとしての分かりやすいストーリー貫かれていたからでしょうか? かわいい絵柄で描かれながら終末に至ろうとする世界は、のほほん殺伐としていて奇妙な味わい。ラストシーンに至る展開は体が痺れてぞくぞくしました。

これが前巻と地続きのエピソードというのも重要。良質な続編は、既に発表されている前作にも良い変化を与えます。今なら、前回挫折した一巻もちゃんと読める気がしますよ。よおおおし再チャレンジ行ってきます。