『第三世界の長井』

第三世界の長井 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

 あのさぁ……(棒読み)。

 なにせ『神聖モテモテ王国』をタイトルだけで判断してラブひなとかラブやんとかと同じジャンルだと思い込んでたくらいなので、ながいけんさんの本を読むのは初めてです。実写版デビルマン

 エクリチュール・アンカーとかもっともらしいアレに釣られて読んでみたけどそれどころじゃなかったです。ものすごく大雑把に言うと、「小学生並の設定を無造作に書き出していったら全部実現して混沌」なお話。よくあるとは言わないものの、まあどこかで聞いたことくらいはあるギャグアイデア(ジャンプ放送局のクリストファー藤堂Jr.とか)なのですが、ながいけんという人が描くとこうなるのかと。ずるい。ひどい。もう何を言っても陳腐になりますゆえぶっちゃけ感想書きたくありません。こんなに積極的に感想書きたくないと思う作品は佐藤亜紀さんの『ミノタウロス』以来です。ああ、あとラーメンの女の子かわいいです。