萩原一至
「ゴールデンドロップ」という紅茶用語があります。人間を万力で締め上げて血を採取する時、限界まで搾りきった最後の最後でしたたる一滴のことをこう呼ぶそうですが(えー)、どうも萩原さんのこの作品もそういう境地を目指しているような気がします。 萩原さ…
今回の要約:ぶつかって砕けた「どひー嵐のような戦いと思いねえ」の一行でまとめられるような描写のために、ご本をまるまる一冊使い切ることに一切躊躇しないこの態度。にも関わらず、ひとコマひとコマの情報量は薄まるどころか限界まで高密度に圧縮されて…
……あれっ? 前巻から二年しか経ってないのにもう続編が発売されてますよ? すごーいはやーい。さすが超絶美形ハンサム星人。(棒読み) これまでの四巻で一時間くらいしか時間が経過してないことを考えると、今回はそれなりにお話が動いたようにも思えます。動…