『破戒』山本直樹・松尾スズキ

破戒
ユリ・ゲラーさん、あなたの顔はいい加減忘れてしまいました〜 が副題。相変わらず意味不明。その意味不明さが心地よいです。捕らえどころがなさすぎてあんまり書く言葉も思い浮かばず。最終話の最初の方の、主人公とお母さんが家で会話してるシーンの流れが何とも言えませんね。
原作が松尾スズキさんということなので、普段の山本さんの漫画とは少し毛色が違うかもしれません。いわゆる虚無感とか無常感はそれほど重視されていないので、山本さんの漫画のそういうところが好きな人はちょっと注意かもです。