交響詩篇エウレカセブン#11「イントゥー・ザ・ネイチャー」

地図におもいきりカタカナの手書き文字。この世界観に日本語が出てくると何度見ても突っ込みたくなります。ドギーお兄さんは相変わらずおちゃめ。ドーピング&マインドなんとかでカラ元気のアネモネさんは、ある意味病気系戦闘ヒロインのハイエンドですね。「クスリ漬けの妖精」みたいな。
エウレカさんがレントンくんを(というか他人を)ああいう風に邪険に扱う描写って初めてですよね。ちょっとびっくり。余裕がありません。けつかっちん。このままだと2クール目の終わりあたりで死んじゃいそうです。そしてエウレカさんの死によって物語は急展開。アネモネさんが二代目エウレカを襲名してレントンくんの隣に収まりますが、ここで新たに四人のエウレカ・クローンがそれぞれの意思でゲッコーステイトの前に立ちはだかります。そもそも1、2クールで活躍していたエウレカさん自身、エウレカ・オリジナルを殺害して「エウレカ」に成り代わったエウレカ・クローン(「エウレカ」になる以前の名前はフルーツ)だったのです。 つまりオリジナルを含めて計7人のエウレカ・セブン。四人のエウレカ・クローンは本物の「エウレカ」となるために現「エウレカ」(=アネモネさん)の命を狙いながら合い争いますが、この戦闘の中で二人のエウレカ・クローン(キク、ハシ)が死亡。最終的には残ったエウレカ・クローン(イビサ、レイコ)と現「エウレカ」(アネモネ)の三つ巴となるわけですが、紆余曲折あってイビサの隣にはホランドさんが、レイコの隣にはデューイ中佐亡き後のドミニクさんが立っていました。最終話の舞台は美しい夕日の荒野。最高の風の中で最後の戦闘がはじまります。最初にイビサが落ち、次にレイコが落ち、そしてエウレカが落ちます。ラストはいい年になったドギー兄さんがお国言葉で昔を振り返りながらのエンドロール。
溶けちゃえ溶けちゃえ脳みそ溶けちゃえ!