『ひぐらしのなく頃に 祟殺し編』(再プレイ6)

あー沙都子ちゃんかわいいなー沙都子ちゃんかわいいなーここから先の展開知ってるだけに余計かわいく見えますよねー。(目の焦点の定まらない棒読み)
えーと、三日目まで終了。祟殺し編はこれまでの二編の中で最も日常パートが短くてさくさく進むんですけれど、特筆すべきは、この日常パートさえ決して前作前々作のように冗長ではないという点です。序盤での沙都子ちゃんとの交流は既にラブコメ文法のステロタイプからは離れていて、こうなってくるともう退屈さを感じることはありません。
部活のゲームも、これがまた面白くなっています。絶体絶命の苦境から様々な策を講じて逆転するというのは既にお約束のパターンになっているんですけれど、その展開が分かっていたとしても一体どんな方法でこの致命的な状況を覆すのかまったく予想がつきません。そこで採られる手段にしても、ジョジョのトリックのように強引なものではなく、まあ百発百中ではないにしろ「この手段に賭けてみよう」と思える程度には理にかなった策なのです。特に三日目の野球試合はこの白眉。絶対的なピンチが演出され、伏線がしっかりと張られ、さらにはこれまで描かれてきた圭一さんや沙都子ちゃんの造型までを盛り込んだ上で発動する逆転劇には、パズルピースが一気にカチカチと嵌まっていくような爽快さがありました。
さて、そう言ってる間にも幸せな日常は終焉を迎えていまうわけですが。辛い辛い後半戦行ってきます。