メギド72「この手にかつての栄光を」

https://megido72-portal.com/ev/20210430

  • リジェネオリエンス、バレット切れた時にツルハシ振り回す感じの実装して欲しい
  • アガシオンに壺のあるなしで差分ありましたけど、メギドの立ち絵としては贅沢な扱いですね(差分ないと流石に話も話わからないので仕方ない)
  • ネビロスのデザイン繋がりと思われる西部風BGMでテンション上がったけど、本編は特に西部劇要素ありませんでしたね……

 話の繋がりがすっきりしていて余分がなく、綺麗な構成のシナリオでしたね。新規メギドのネビロスとアガシオン、ネフィリムのリジェネレイトを自然な流れで抑えつつ、話の軸は「道具の在り方」というテーマでまとまっている。メギドのイベントシナリオは複数のテーマを合体させて組み合わせの妙で面白味に繋げてるケースも多いですが、今回みたいなのもこれはこれでよいと思います。

「道具は体の延長であるべき」という話が繰り返されますが、線引きの答えを示そうとしてるわけでもないのがメギドらしいですね。ネルガル、タムスとか呼んできても全員違うこと言いそう。肉体原理主義かと思いきやマルチネにバーニアを活用させるような柔軟性のあるハックも面白いこと言ってくれそうなので、何か絡みあればいいなと思います(この話題を引っ張るとも思えませんが、マキーネ周りの話はしばらく続きそうだし……)。

 アガシオン周りが「壺から出て自立するのが正しい」ではなく「壺の中に入ってるやつがいてもいい」という結論に落ち着いたのはひと安心でした。ことさら誘導があるわけでもありませんが、障害福祉や補装具が容易に射程に収まる話題だったので……。これを言い出すのが「便利なものは危うい*1」論者であるアンドレアルフスなのも絶妙で、既存キャラクターのチョイス含めてやはりまとまりの良い回でした。出番ひさびさのマルバスがずいぶん大人しかったので、そこは次回に期待ですね……。

*1:6章2節のポータル周りへの言及