狭間の地の記録6 - ラダフェス開催!

高原を進み、王都外廊へ

 アルター高原は秋の季節らしく、木々は一面の黄金色。光り輝く黄金樹を思わせつつ、冬に向けて滅びゆく斜陽をも連想させる秀逸な舞台デザインですね……(斜陽どころか実態としてはもう完全に終わっとりますが)。

 一気に広がった未探索領域にワクワクしつつ、まずは行けるとこまで行ってみたくて王都があると思しき東へ。どう見てもこれという異様にデカい階段道があったので道には迷いませんが、護衛がゴツい! 入口の両脇を弓兵が守るのはいいとして、要所要所に一対一でも苦戦しそうなローデイル騎士が。極めつけに、最後の門の手前にはツリーガードが2体。全部逃げました。こんなコスト高そうな護衛置いてるのに馬で走り抜けたらやすやす突破できるの、セキュリティ思想が根本的に間違ってません???

 王都外廊なる土地まで入り込むことに成功し、そのままお馬でとっとこ駆けてたら空からガーゴイルが降ってきてギャーギャー叫びながら逃げてたらどっかから罵倒の声が飛んできて「デカいのが喋った!?」とか混乱しながらさらに東へ東へと疾走(後から気づきましたが、喋ったのはデカいのではなかった)。

 狭間の地のどこ行っても見かける没落貴族とその従者みたいなやたら弱々しい一団、この一帯には特に多いみたいですが、もしかして各地に追放された貴族が王都目指して放浪の旅を続けてるとかそういう話なんですかね? 城門に向けてフラフラ蛇行しながら歩く一段が護衛の巨人兵に狙撃されて一網打尽にされていく光景、あまりにも物悲しい……。

 悪目立ちせずに脇を抜けると城門までは安全に辿り着けましたが、ここで再びツリーガードがドーン。こちらは竜のツリーガードという名前で、今まで戦ったツリーガードより明らかに強敵。めっちゃ避けにくい炎や雷を中距離・遠距離で撃ってくるからヒットアンドウェイもままならないし、正面から戦えば当然瞬殺。「まだ来んな」ということだと思い、王都への侵入はこの先々の目標としました。

ラダーン祭、開催!


 アルター高原への到着がフラグだったらしいのですが、なんか赤獅子城の雰囲気が変わりました。敵がいなくなり、門前のワープ装置が起動していてあっという間にボスの間へ。前回あんなに頑張って攻略したのは何だったんでしょうね……。

 中ボス部屋にいた混種の戦士と坩堝の騎士も消滅していて、お祭の参加者控室になっていました。知ってる顔は人狼のブライブと壺人間アレキサンダー、その他にも謎の霊体キャラがいっぱい集っています。仕切り役のおっちゃんが「ラダーン祭じゃ!」とテンションをぶち上げ、祭の地に集いし強者たちが次々と本番会場に駆け込んでいきました。狂い、慟哭しながら荒野を彷徨い続けるラダーンをレイド戦でやっつけるらしいです。ラダーン祭ってそういうこと??? ラダフェスですやん……。

 開戦時点でラダーンとは相当の距離がありますが、非常識な射程を持つバカの弓矢で一方的に狙い打たれ、一発もらったらもう瀕死。近づけばさらにえげつない猛攻が待っているので、とてもまともに戦えません。フィールドには仲間召喚用の金サインがいくつも散在していて、襲いくる矢を交わしながらこれらを起動、数多くの仲間と集団戦を挑めというのがラダーン戦の趣向みたいです。楽しそう!

 でもイウワヴァイ氏自身の能力が足りなさすぎて、金サイン探してる間に狙撃されて死んだり、落馬してもがいてる間に送り込んだ仲間が全滅してたり。残念ながら手も足も出ず、練習を積める域にも達していないようでした。ていうか初期からほとんどHP増やしてないのさすがに無謀すぎない? 体力上げるか……と反省し、すごすごとお祭会場を後にしました……。