狭間の地の記録(4) - レアルカリア魔術学院へ

ラダーン祭を求めて

 デミゴッド撃破という最初の大目標を達成し、いったん円卓へ帰還。褪せ人のホーム的な位置付けの場所なんでしょうけど、ろくでもない人間がたむろしてるのでぜんぜん落ち着かないんですよね……。特にリーダー面してる百智卿ギデオン、こいつちょっと性格悪すぎません?? 成果を出したから認めてやろう的な態度だし、自分を慕ってるネフェリ・ルーのこと駒として使える有能な蛮族扱いしよるし、めっちゃ感じ悪い! どうせ後々対立することになるだろうから、その時は絶対しばいたろうと心に決めます。

 今まで開かなかった中央の部屋への扉も開き、二本指様へのお目通りも叶いました。え……何この生き物……こわ……。我々が二本指という存在を信仰しているらしいことは話の流れやフレーバーテキストから察してましたが、御神体もそのまんま巨大な二本の指としか言いようのないものでした……。ナマモノなのでウゴウゴ蠢いてるし、言葉は話さないけど指の動きで感情表現してくるし、何これ。まあうちのイウワァバイ氏は敬虔な二本指信徒なので、これで信仰が揺らいだりはしないのですが……。

 リエーニエ方面よりもケイリッドの方が探索が進んでいる状態だったので、いわゆるラダーン祭の会場を探してケイリッド南端・赤獅子城の攻略に挑戦することにしました。門前の「不落の大橋」でかっ飛んでくる特大火の玉に何度が瞬殺されたりしながらどうにか城壁によじ登り、ラダーン騎士から半ば逃げ回りつつ奥へと侵入。

 この時点で既に格上ダンジョンに無理やり挑んでる感じでしたが、ボス部屋で出てきた混種の戦士&坩堝の騎士コンビで完全にお手上げになりました。混種1体相手でも負けるのに2対1は無理でしょ……。なんかフラグがあったらしく、条件を満たせばこのコンビは消滅してラダーン祭が開催されるみたいなんですが、そんなことも知らなかったので「ラダーンは強い……まだ勝てない……」とか言いながら当人の顔すら見ることなく赤獅子城からは撤退しました。

レアルカリア魔術学院へ

 赤獅子城から逃げ帰り、素直により適正レベルに近そうな魔術学院レアルカリアへ。マルチやった時に封印門の鍵の場所を教えてもらったので、侵入には苦労しませんでした。鍵を守ってた竜のブレスで即死して「もしかしてHP低すぎる……?」と気づいたので、この辺りから信仰よりもHPを積極的に伸ばすようになりました(プレイング下手くそなのに低HPで死にまくってたの、あまりにも当然の結果すぎる)。

 学院の敵は当然魔術をいっぱい撃ってくるので、こちらも今までの物理ガチガチの装備を見直しました。魔術防御の高い装備はローブなど軽めのものが多く、重量に余裕が生まれがち。勿体ないから頭部だけ重装備にして調整するようなことをやっていたので、軽装マントに騎士兜みたいなアンバランスな格好で歩き回ることに。不審者です。

 スムーズに攻略できたとは言い難いですが、流石にケイリッドよりは敵がやさしく感じます。なんか地下で乙女人形に襲われて別地方の溶岩地帯に誘拐されたりということもありましたが、とりあえずは城の最深部らしきところまで到達。ストームヴィル城と比べるとルートのつながりがあまり複雑ではなかったので、そこにも助けられました(まだ大きいルートを見落としてる気もしますが……)。

 場所が場所なだけあって、魔術関連のアイテムが多数手に入ります。とはいえ祈祷特化の我が褪せ人には無用の長物なので、指くわえて眺めるしかないのがちょっと残念ではありました……。