Fate/Grand Order『レディ・ライネスの事件簿 -Plus Episode-』

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 内容ほとんど忘れてたけど、やり直してみたら「けっこう好きだったな〜」って思い出しました。FGOの過去シナリオを(与太イベント含めて)クエストの中で振り返っていく形式がいい。必ずどこかおかしいのもちょっとした間違い探しの趣があって、クエストの単調さを減じることができてたのではと思います(どうやっても単調は単調なんですが……)。

 復刻はほとんどやらないので今回は追加シナリオ目当てで走った感じですが、追加部分が抜群に良かったですね。新作・贋作のテーマは初期のダ・ヴィンチイベントの頃からFGOの定番ではありましたが、そもそも主人公自身が「本物」サイドに陣取る物語上の特権的存在。どうしても「偽物」サイドへの隔意が拭えない感があったのですが、今回は「消滅したところで大差のない偽物たち」視点のお話だったので面白みがありました。終盤のイスカンダル登場や銀河鉄道の盛り上がりも良く、演出込み込みで楽しいシナリオでした(本編部分より演出予算かかってる感じありましたよね……)。