CIv4皇帝Big&Small/チャーチル(4)
AD1320、キャラベル探検隊がついに外洋の文明と接触! エチオピア帝国のザラ・ヤコブです。エチオピアは「活版印刷」「天文学」などの最新技術を既に開発済み……スコアも断トツのトップです。金融志向だから、これからも技術優位で世界のトップをひた走るラスボス的存在になるでしょう。うーん、海を隔ててると妨害も難しいし、かなり面倒な相手ですね。
同年、ビザンツ帝国のユスティニアヌスとも接触。やや気持ち悪い系のイケメン。エチオピアもビザンツもともに仏教国で、仲はとってもいい模様。やはり魔界以上の先進技術を既に獲得しています。う、うーん、文明数が少ないから技術は後れてるかと思ったのですが、金融志向のエチオピアが技術速度を引き上げていたようです。これは辛い。
エチオピアから地図を買ったところ、地図が東西一本に繋がってあっさり世界一周一番乗りを達成。これで船舶の移動ボーナス+1がつきます。赤い☆が魔界、白い☆が新大陸。エチオピアとビザンツの他、クメールもこの大陸にあるみたいです。
世界一周ボーナスを獲得した以上、もう地図にはあまり価値がないので、さっさと売っ払って小銭を稼ぎます。まずはこちらの大陸の連中に流しまくり、450G程度獲得。魔界には生産力の低い海洋都市が多く、市場の建設が遅れているため経済が相変わらずヘボヘボなのですが、こうやってお金を外国から仕入れることで研究税率を上げ、なんとか研究速度を維持しています。
AD1390、最後の未知文明だったクメールのスーリヤヴァルマンII世と接触。エチオピアやビザンツと異なり、こちらは技術進度いまいちの後進国でした。「紙」「羅針盤」「文学」「演劇」といった時代遅れ技術を渡して、クメール唯一の先進技術「ギルド」と交換。すぐに「銀行制度」も交換可能になったので、「光学」「暦」と交換します。取り残し技術をあらかた獲得し、これでクメールも他の国と肩を並べた形。ただしあちらの大陸では他二国が進みすぎているため交換カードがなく、放っておけばまた落ちぶれていきそうです。
あなたが神か。技術先進国でスコアもトップのエチオピアが、「これ使う?」って技術をお恵みしてくれました! 魔界はまだ後進国というほどではないですが、スコアでは断トツのビリ。技術レベル的にはおたくのクメールの方がやばいやん……とは思いましたが、勿論いい話なのでありがたくもらっておきます。「活版印刷」はコストが2600もする先進技術なので交換価値が高い上に、イギリス赤服兵を出す「ライフリング」の通り道でもあります。獲得に苦心することが想定されていただけに、これは思ってもいない僥倖でした。今後の展開がだいぶ楽になります。
直後のAD1420(ターン202)、前々から研究を続けていた「教育」の開発を完了。「大学」を解禁し、「自由主義」にも繋がるこの時代の超重要技術です。
さて、ここからが正念場なので、計画を詳細に述べておきましょう。AIに上乗せされた難易度補正ボーナスを覆すため、魔界はバビロニアに戦争を仕掛けて領土を拡張し、絶対的なリソース的有利を確保する予定です。戦争の主力はイギリス固有ユニットの赤服兵。赤服兵は同時代の主力ユニットであるライフル兵に対しても+25%ボーナスがあり、アンチユニットの擲弾兵にもほとんどタメを張れる最強ユニットです。赤服兵と攻城用のトレブシェットを開戦時点で各10体くらい揃えておけば、バビロニアなど難なく攻め落とすことが可能でしょう。バビロニアとは海峡で隔てられているので、輸送用の船も何隻か必要ですが。
赤服兵を生産するためには「ライフリング」の技術が必要になります。また、赤服兵を量産には「徴兵制度」を利用します。徴兵は都市人口を歩兵にむりやり変換できるシステムで、これを使うには「ナショナリズム」の技術で解禁される「国民国家」の社会制度が必要になります。そして、徴兵は都市の不満をもりもり増加させるので、都市の不満をゼロにする国家遺産「グローブ座」の建設も併用しなければまともには使えません。
というわけで、魔界が赤服兵量産体制に入るためには「ライフリング」「ナショナリズム」の技術研究、および「グローブ座」の建設が必要。これもいきなり取りかかることは出来なくて、いろいろと準備があります。いちばん手間がかかるのは「ライフリング」の開発で、これに着手するには「活版印刷」→「共通規格」の技術獲得が前提となります。「活版印刷」はさっきエチオピアにもらったので、あとは「共通規格」をなんとかして手に入れましょう。「ナショナリズム」はもう研究可能になっていますが、これを自力研究するとその分「ライフリング」の獲得が遅れるので、自力研究はせず後で適当な国から買う予定。「グローブ座」の建設も「国内に7個以上の劇場が存在すること」が条件になっていて、これは今建造を進めているところです。まとめると
という感じ。この中でいちばん時間がかかるのが「ライフリング」の開発とトレブシェット・船団の生産。とりあえず国内でトレブシェットと船を急造しつつ「ライフリング」の開発を待ち、研究完了後は徴兵で十数ターン以内に兵員を揃える形になるでしょう。「ライフリング」については「自由主義」獲得一番乗りボーナスで一気に加速させられる可能性がありますが、隣のバビロニアも「教育」の開発を済ませており「自由主義」一着に王手をかけているため、どうなることやらというところ。