CIv4皇帝Big&Small/チャーチル(7)

　AD1665(AD243)、赤服兵12体とトレブシェット12体がバビロニア島の上陸地点に集結。既に海域にはバビロニア軍からフリゲートのみならず戦列艦まで出てきました。魔界側も私掠船を遊撃に出して略奪を試みていますが、フリゲートには適いません。魔界の海軍もいつまで海を渡れるか分かりません。頃合いでしょう、宣戦布告！

　と、出鼻をくじくようにザラ・ヤコブが「ライフリング」を要求してきました。ライフリングはいまだに魔界の独占技術ですが、そろそろどこかの国が開発しそうな時期でもあります。そんな無理して秘匿しなくても、敵国バビロニアにさえ伝わらなければ魔界が不利になることはないので、神経質になることはないでしょう。それよりも、独占技術提供による友好度ボーナスの方が大事。元はといえばこの人からもらった「活版印刷」のおかげで研究できた技術ですしね……あげちゃいましょう。

　あとこの年、「鋼鉄」の研究も完了。いつまでたってもどこの国も交換してくれないので、自力研究しちゃいました。魔界には鉄がないので、カノン砲が出せるわけではないのですが……。

　AD1675、手始めに一都市を占領。犠牲はトレブシェット一体。カノンが出せない以上、旧時代の攻城兵器はどうしても消耗品扱いになってしまいます。手に入れた都市は魔界から一ターンの位置にあるため、都市から都市へ素早く移動すればフリゲートや戦列艦に脅かされないのが重要なところ。兵を安全に輸送できるようになったわけです。

　AD1690、大商人ラジャがエチオピアの人口19の大都市に到着。交易ミッションで1500Gを稼ぎ出しました。軍の補給費等で出費がかさんでいるため、これでも10ターン程度の研究費にしかならないのが辛いところですが……。

　AD1705、スーリヤヴァルマンが魔界に宣戦布告。うーん、見事に背後を突かれた感じ。さっき魔界近海でクメールの船団を見かけたのでおかしいなと思ったのですが、やはりこういうことに……。

　そして痛恨のダメージ。AD1710、手薄にしていた魔界の都市「偏頭痛」がクメールの遠征軍に占領されてしまいました。まあ立地が悪くてもともと何もないような都市だったのでこれ自体はさほど痛くはないのですが、後続部隊もどんどん迫ってきてるのが不安……。

　クメール軍の対処に頭を悩ませつつも、バビロニア2つめの都市の占領に成功。港、コロシアム、そしてアレクサンドリア図書館などけっこう物件が揃っていました。

AD1715、カール大帝に「鋼鉄」の技術を教えて「民主主義」と交換。ただし今は余裕がないので、奴隷解放やらなんやらは戦争が落ち着いてからにします。次のターンには、やっぱり誰も交換してくれなかった「企業」を自力開発。

　AD1720、以前魔界に戦争をふっかけてきたドイツが、今度はクメールに宣戦布告。なんだか混沌としてきましたねえ……。属国のギリシアも従軍します。ドイツ遠征軍がクメール本土の一都市を早速落としたようなので、既に戦争準備はできていたようです。クメールは既に近代歩兵を出せる状態なので、マスケットや騎士が主体のドイツ軍では辛かろうと思いますが……。

　とりあえずクメールが弱るのは願ってもないことなので、ちょっとでも頑張って欲しいドイツには「ライフリング」をプレゼントしてあげましょう。ついでに、ドイツが「職業軍人」を交換してくれるようになってたので「自由主義」「化学」のセットで交換。

　魔界北端の領土にうじゃうじゃ湧き始めたクメールの青い旗。陣容は擲弾兵2槌鉾兵1トレブシェット4カタパルト1。赤服兵の救援が間に合ったのでとっとと蹴散らします。

　忙しい時に絡んでくるハイエナがまた一人。「蒸気機関」ちょうだいとか言ってきたアウグストゥスの恐喝を一蹴します。だってバビロニアを倒した後は、ローマが攻めやすい位置にいるんですもん……。

　とりあえず、クメールに占領されてた「偏頭痛」を取り返すことには成功。港と灯台くらいしか残っていませんでしたが、もともと港と灯台くらいしかない都市だったので別にいいです。

　んでAD1740、首都バビロニアの占領に成功。厭戦感情を低減してくれる「ゼウス像」があるのは嬉しいところ。「アポロ神殿」「パルテノン神殿」「システィナ礼拝堂」もありますが、このへんは既に時代的に陳腐化してるのでまあどうでも。

　同年、クメールが和平交渉に応じてくれるようになりました。偏頭痛奪還の際に多少戦勝点を稼いでいたおかげで、小金をもらえる程度に有利な条件で講和することに成功。はい、じゃあ後はドイツと仲良くやっててください。